NECは、Wi-Fi（無線LAN）機能を搭載し、3つの形状を使い分けられるT-STYLEケータイ「SoftBank 931N」を商品化した。新商品は、ソフトバンクモバイル株式会社から2009年11月27日から発売される。

無線LANスポットが増えるにつけ、通信手段はプライマリでWi-Fi、セカンダリでキャリアというのが一般化しつつある。
また、タッチインタフェースの採用も最近のケータイのトレンドである。

NECの新商品は、最大54Mbpsの高速通信が可能なWi-Fiに対応。Wi-Fi利用時には、3Gハイスピード(下り最大7.2Mbps)の約7.5倍の高速通信で、ウェブ閲覧や大容量コンテンツダウンロードを快適に楽しめる。

インターネット環境があれば、自宅から無線ルーター経由でウェブ閲覧などができるほか、外出先では公衆無線LANを利用しインターネットを楽しめる。

さらに、使用環境にあわせて「タッチスタイル」「シェアスタイル」「コミュニケーションスタイル」の3つの形状を使い分けることができる。

「コミュニケーションスタイル」では、画面にゆるやかな角度をもたせることで、画面が見やすく、文字も打ちやすくなっており、「タッチスタイル」では、カメラやワンセグ、モバイルウィジェットなどを、画面に触れるだけで直感的に操作できる。

カメラ機能も強化されており、人物の顔をタッチすることでピントが自動で調整されるため、操作が容易である。
また、最大5人まで自動的に人物の顔を検出して認識し、人物の顔をキレイに撮影できるほか、スマイルモード搭載しているので、シャッターボタンを押すとカメラが自動的に被写体の笑顔を検出し、笑顔になったその瞬間に自動的に撮影できる。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）