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海外ユーザーへの挑戦状? 『FF13』海外で2010年3月9日発売へ

スクウェア・エニックスの人気RPG『ファイナルファンタジー13』(以下『FF13』)の、海外での発売日が2010年3月9日に決定した。和製RPGの中でも海外で抜群の知名度と人気のあるシリーズだけに、海外のユーザーをも唸らせる完成度に期待したい。

『FF13』は大人気RPG「ファイナルファンタジー」シリーズのナンバリング最新作で、日本だけではなく全世界で累計8500万本以上を出荷おり、海外でも売れる数少ない和製RPGでもある。前作がPS2での発売であったため、現行機では初めての本編最新作という事もありファンからの期待も高い。海外では日本より約四ヶ月遅れての発売となるが、海外のファンにとってもまずはひと安心といったところだろう。

さて、海外ではPS3とXbox360で発売される同作。和製RPGが海外で今ひとつ奮わない状況でもあり、海外でも多くのファンを持つ同作には違った意味での期待もかかる。日本のユーザーと海外のユーザーの好みの問題もあるが、キャラクターデザインや決められたストーリーに沿って進める和製RPGは、プレイヤーが自分で考えて進める部分を重視したゲームが多い海外においては、プレイヤーの介入余地が少ない事もあってか大きな話題にはならない事が多かった。海外でもすでに実績のある同シリーズだけに、海外ユーザーをも唸らせる完成度に期待したいところであるが……。
(TechinsightJapan編集部 林 裕之)