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もつ煮100円。飲食業に進出する100円ショップ。

何でも100円という安価で揃うのが嬉しい、100円ショップ。「こんなものまであるのか」と驚くほど最近は品数が増えているが、ついに飲食店にまで「100円ショップ」が進出する。

「meets」「シルク」などのブランドで知られる100円ショップ国内4位の株式会社ワッツは、今月7日に「ほろよい党 赤坂店」をオープンし、飲食業界に本格参入すると発表した。全商品を500円以下で揃えるという。

「ほろよい党 赤坂店」は、株式会社フードコネクションが運営する「目黒 ほろよい党」をベースにした立ち飲み屋だ。店のコンセプトは「酒呑みの酒呑みによる酒呑みの為の立飲み屋」で、100円のもつ煮など、100円ショップ運営会社ならではのお得感を全面に打ち出し、全商品を500円以下で揃えるという。

目玉の料理は何と言っても100円のもつ煮だ。「濃厚」と「カレー」の2種類が用意されているという。このほか、どて焼や魚串、やきとん、野菜串などが揃っている。

ドリンクはメインが焼酎で、店に入るとカウンター上に焼酎の瓶が吊られており、目を引く。村尾や伊佐美などプレミア焼酎も数多く取り揃えており、それらも含めて全て500円以下で提供する。焼酎は全てワンショットメジャーを装備し、提供時間の短縮も図っているという。

「ほろよい党 赤坂店」は港区赤坂3-16-3にて今月7日から開店。夕方5時から翌朝4時まで営業する。なお、株式会社ワッツでは11月に大阪のなんばウォークで2店舗目を出店し、来年3月には、大阪で3店舗目を出店予定だという。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)