writer : techinsight

人気トップは"アノ"5人組? 「今」みんなが本当に好きなアーティストをズバリ発表!

CD売り上げチャート、レンタルランキング、着うたダウンロードランキング…巷には音楽に関するランキングが数多くある。しかし、CDから配信へと主流が移りつつある昨今の音楽業界においては、絶対的なヒットの指標が見えにくいという現状がある。世代によってCDしか買わないというファン層が多かったり、動画共有サイト上にアップされた楽曲で満足していたり、はたまたレコード会社による「自社買い」疑惑などもあって、今の日本で本当に人気があるアーティストが誰なのか、判然としない。
そこでTSUTAYA onlineでは、パソコンとモバイルのサイト上で半月以上にわたってユーザーアンケートを実施し、その集計結果から「好きなアーティストランキング 2009秋」を発表。「今支持を集めているアーティストは誰なのか」、「どんな人たちが彼らを支持しているのか」、さらには「その理由は何か」を徹底分析した。

調査は先月24日から今月10日にかけて行われ、回答者数は7609人、有効投票数は19568票にのぼった。

まずは「世代別ランキング」だ。それによると、10代から40代までいずれも「嵐」と「EXILE」がトップ3に入賞している。

嵐については「5人の仲の良さを見ていて、こっちも笑顔になる」(33歳女性)、「メンバーそれぞれが活躍していて面白い」(32歳男性) 、「とにかく彼らを見ているだけで元気になれる。10年かけての今の位置を得たことにも好感」(43歳女性) といった声が寄せられた。ドラマやバラエティ番組をはじめとするメンバー個々の活躍や、5人の仲の良さが好感を持たれているようだ。

またEXILEについては「歌声や歌詞、HIROさんの思いが全員に伝わっている結束力」(27歳女性)、「歌は二人ともきれいな声で聴きやすいしパフォーマーはとてもダンスがうまくてうらやましい」(16歳男性)、「メンバーの人間性と、何事にも前向きで突き進んでいく姿勢が好き」(20歳女性)など、外見やパフォーマンスはもちろんのこと、メンバーの内面についても評価する声が多数挙がった。

また、「東方神起」も各世代に人気で、特に50代女性からの支持が厚い模様だ。さらに、10代のランキングでは他の世代と大きく異なり、「YUI」や「RADWIMPS」、「いきものがかり」など、比較的キャリアが浅いアーティストも多くランクインしている。この結果についてTSUTAYAでは「若い世代の方が新しい音楽や情報に対して敏感かつ柔軟であるため」と分析している。

続いて「男女別ランキング」。こちらは男性と女性ではっきりと差が出る結果となった。男性では1位が「B’z」、2位が「Mr.Children」、3位が「コブクロ」となったが、いずれのアーティストも女性では4位以下となっている。従来は女性からの支持の方が厚いとされていたミスチルが女性で7位というのは意外だ。

同様に、女性のトップ3は「嵐」、「EXILE」、「東方神起」の順だが、こちらも男性ランキングでは順位を落とし、特に東方神起に至っては30位以内にさえランクインしていない。

そして気になる「総合BEST10」は…これはTSUTAYA onlineのホームページをご覧いただくのが良いだろう。男女どちらから、どんな年齢の人から支持を集めているのかが一目で分かるレーダーチャートもついていて楽しい。

サイトではこのほか、「ウソ?ホント?アーティストの噂」というコーナーも設けられ、アーティストに関するウワサが多数投稿され、しかも「これは本当」「ガセネタ」と真偽を投票できるようになっている。そのごく一部を紹介すると…「ニューハーフという言葉を作ったのは桑田佳祐」「木村カエラは、小学生のときにサッカーボールが鼻に当たって骨折してから鼻が高くなった」「B’zの稲葉さんは喉の為に冷たい飲み物を飲まない」…などなど、驚きのトリビアが満載だ。それぞれのウワサが本当かどうかあれこれ考えながらご覧になってはいかが?
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)