writer : techinsight

やはり強かったドラクエ。各地で行列。

7月11日、スクウェア・エニックスより発売されたニンテンドーDS用ソフト「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」が発売された。この「ドラクエ」を少しでも早くプレイしたいユーザーが、各地で行列をつくり、ニュースや新聞にも取り上げられている。

「ドラゴンクエストⅨ」は本編では初の携帯ゲーム機での最新作発売とあり、ファンの間では「据え置き機で発売してほしい」「なぜ性能の低いDSで」などという声も挙がっていた。しかし、やはり日本では絶大な支持を得ているシリーズだけに、そんな声を吹き飛ばすかのような勢いがあるようだ。

今作では主人公をキャラメイキングできるだけではなく、シリーズの中でも根強い人気を誇る「Ⅲ」のように、ルイーダの酒場で仲間キャラも自由にメイキングできる。また、ワイヤレス通信を使った4人同時プレイも可能な点や、Wi-Fi通信によってクエストが配信される予定といったように、これまでのシリーズとは一味違った要素も盛り込まれている点に注目だ。ファミコン・スーパーファミコン世代には、グラフィック面でもどこか懐かしさを感じずにはいられないはず。戦闘シーンは前作「Ⅷ」と同じようだが、実際にプレイしてみるとテンポが悪いとは感じないだろう。「グラフィックが綺麗じゃない」「テンポが悪そう」と、ネット動画や写真だけで判断するぐらいなら、とりあえず実際にプレイしてから判断しても遅くないのでは?
(TechinsightJapan編集部 林 裕之)