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6月29日、ある僧侶が腹痛を訴え、病院に駆け込んだ。すると、この僧侶のレントゲン写真には5本の釘が写っていた。しかもこの僧侶の体内から釘が発見されたのは、今回が初めてではないという。いったいなぜ、この僧侶から釘が出るのだろうか。

(C)Matichon Public Co.,Ltd.
事の発端は、5月18日、ウタラティット県に住むこの僧侶が大変な腹痛を起こし、病院に駆け込んだことによる。
医者が直ちに検査すると、僧侶の腸から釘2本と針1本が発見された。そのため、緊急手術が行われ、とりあえずそれらは無事取り出された。
医者は当然のことながら、なぜこれらを飲み込んだのかと僧侶に問いただした。しかし、僧侶は自分で飲み込んだことを完全に否定した。僧侶は、釘が体内にあるのは何者かによる呪術の仕業だと主張したのである。
医者は、僧侶の言うことに関して半信半疑ながらも治療を施し、その甲斐あって僧侶は無事退院した。
しかし、今回またもや僧侶は病院に運び込まれる事態となった。今回にいたっては、釘の数も5本と増え、またその長さも長くなっているという。医者はとりあえず、排便により釘が出ることを期待して、経過を観察するという。
当の僧侶は、今回も釘が体内にあるのは呪術を受けたためだと主張していることはいうまでもない。
タイには、呪術の類を今でも信じている人は多い。今回の僧侶のケースも、タイの人々は半信半疑ながらも畏怖している。
僧侶の体内から釘が出てくるのは、呪術によるものか、それとも自身で飲み込んだことによるのか、実際には定かではないが、こうしたケースがニュースで大きく取り上げられること自体、タイの人々が呪術について強い感心を持っていることを示しているといえよう。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)
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