卵焼きといえば、お弁当はもとより朝ごはんにもう一品というときの定番おかず。各家庭や地域によって味付けが違い、青菜やハム・チーズや梅ペーストを巻き込んであったりと、他の家庭の卵焼きを口にして初めて知る美味しさに出会うこともあるという、地味ではあるが楽しみなもの。しかし、そんな卵焼きの味付けについて熱い議論が交わされている場所があった。
読売新聞が運営している大手小町内の掲示板、発言小町に投稿された『お砂糖入りの「卵焼き」にビックリ!!』と題したトピックスだ。7日に投稿されたこのトピは、24時間たたないうちに500を超えるレスが付き、早々にレスの投稿受付を終了してしまったほどの勢い。
トピ主(トピックスを立てた人)は「(ご主人の実家で)卵焼きに、お砂糖が入っているんですよ。不味くて食べられませんでした。」「お砂糖入りの「卵焼き」って、クレープと同じデザートです。デザートがご飯の「おかず」だなんて、不思議です。」とかなり驚いた様子。
それに対して、「砂糖入りの卵焼きがあることを知らないトピ主さんにびっくり!! 」「卵焼きに砂糖って少数派なんですか?」「砂糖入りの玉子焼きは母の思い出の味です。」などなど、砂糖入り卵焼きを擁護するレスが並んでおり、トピを立てた本人がレスしないままに〆られてしまう事態に。
記者は、砂糖を多めに入れて少し醤油を加えた卵生地を、中はとろりとなるように焼き上げて食べるのが好きなのだが、トピ主さんから見るとダメな部類のようだ・・・。
確かに、ご飯のおかずにカスタードクリームやクレープといわれるとそれはナシだろうと思うが、甘い卵焼きは別物という方が多いのではないだろうか。記者は、甘い卵焼きが口の中でご飯と融合して絶妙な味わいになるのがたまらない派だ。
東北や関西と地域によって味付けも異なるので、一概に甘い卵焼きを擁護するわけにもいかない。にしても、「こんな「卵焼き」を食べて育った夫が、可哀相に思えました。」というのはいいすぎな感がある気がするのだが、皆さんは砂糖入り卵焼きについて「あり」「なし」どっち派だろうか。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)