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自衛隊御用達のメーカーから骨伝導イヤホン登場

自衛隊や消防庁の通信製品を手がける「骨伝導」の専門メーカーから、話題の骨伝導技術を応用したイヤホンが登場する。ライブを体感しているような迫力ある低音を再現しながら、鼓膜への負担や音漏れは気にならないというスグレモノだ。


ゴールデンダンス株式会社は、骨伝導イヤーホン「SOUND BONE(サウンドボーン)」を来月17日に発売する。また、これに先がけて、来月1日よりコスモギア株式会社の「骨伝導SHOP本店」にて予約受付を開始するという。

「サウンドボーン」は、その商品名の通り音を身体で感じる体感型イヤホンだ。振動子の震えを耳に伝える事で音を聴く「骨伝導」技術を応用しており、イヤーホンユニット自体が音に合わせて振動することで、音のライブ感をかつてない形で引き出し、低音の迫力を再現する。さらに、音質そのものにもこだわり、クリアなサウンドを実現している。

また、骨伝導振動子のみで音を再現しているため、従来のイヤーホンのような音漏れがほとんどないのも嬉しい。カラーはブラック、ピンク、ブルー、シルバーの4色が用意されており、ライフスタイルにあわせて楽しめる。さらに、生活防水が施されており、水洗いも可能だ。

この「サウンドボーン」を手がけたゴールデンダンス株式会社は骨伝導振動子の開発専門会社で、通信用の製品は自衛隊や消防庁等で使用されている。自社製品の「オーディオボーンAQUA」は、今年1月にラスベガスで開催された「インターナショナルCES」で「イノベーションデザイン&エンジニアリング アワード」を受賞している。

ゴールデンダンス株式会社によると、初年度は3万台の販売を目指しているという。この「サウンドボーン」は税込み4980円で、コスモギア株式会社のオンラインショップ「骨伝導SHOP本店」で来月1日より予約受け付けを開始する。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)