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メールの失敗、1位は「添付ファイルの付け忘れ」

パソコンや携帯電話の普及に伴い、コミュニケーションツールとしてメールを活用する人は年々増加傾向にある。そこで、日本人が直面しているメールコミュニケーションの現状や実態、課題に迫るべく、ビジネスメールの利用実態アンケートが実施された。

ビジネスメール教育を専門に行う有限会社アイ・コミュニケーションは、「ビジネスメール実態調査アンケート2009」を実施した。調査は先月18日から今月1日にかけてウェブ上で行われ、751名の回答が寄せられた。

調査ではまず、周囲とのコミュニケーション手法でもっとも用いられているツールについてたずねた。その結果、「パソコンのメール」が最も高く79%となった。次いで「会う」が68%、「携帯電話で電話する」が60%となっており、この3つが主要なコミュニケーションツールとして利用されていることがわかった。

次に、「自分のメールに不安を感じたことはありますか?」という質問に対しては、「よくある」または「たまにある」と回答した人が合わせて70%に達した。

そして、「過去1年間でメールの失敗はありますか?」という質問に対しては、「よくある」または「たまにある」と回答した人が55.1%に達した。失敗の内訳については、最も多かったのが「添付ファイルを付け忘れ」で67.1%、以下「誤字や脱字」が49.3%、「内容がわかりにくい」が30.9%などとなっている。

今回調査を行った有限会社アイ・コミュニケーションでは、ビジネスメールの書き方や、仕事を劇的に買えるメール術などの書籍を発行している。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)