writer : techinsight

怪しいサイトをチェックできる『aguse Gateway(アグス・ゲートウエイ)』がリニューアル

GENOウィルス騒動でふたたび脅威の対象となった、ウィルスが埋め込まれているウェブサイトをどうやったら安全に回避できるであろうか。

ウィルス定義ファイルの更新やOSのアップデートが基本であるが、そのほかに怪しいサイトを事前チェックできる『aguse Gateway(アグス・ゲートウエイ)』のようなサービスを利用するのも効果的だ。

aguse Gateway(アグス・ゲートウエイ)』は、インターネットに散在する脅威のあるWebサイトへ安全に行くためにGatewayがユーザーの行きたいサイトのスクリーンキャプチャを取得し画像だけをユーザーに渡すことで安全を100%確保している。

取得した画像は単なる絵ではなく、aguseが計算して載せたリンクが元のWebサイトさながらに再現されているため、ユーザーはそのリンクを自由に押して好きな次なるWebページを見ることができる。

今回の改良ではキャプチャ時にマルウエア(ウィルス)チェックも行うようになったので、万一マルウエアが見つかった場合にはマルウエア名が表示される。

安全性はすでに確保されているのであくまでユーザーの参考目的での表示だが、家族や友人にその情報を知らせてあげるなど、副次的な
感染防止が期待できる。

近日公開予定の機能として、意図しないポップアップ広告やバナー広告などをキャンセルして安心安全、さらに快適にWebサイトを閲覧できる機能や、Wikiなどに記載するリンク先をaguseで事前調査できるWiki Toolなどがスケジューリングされている。

特に期待できるのが、フィッシングが疑われるサイトの確認である。最近もYahooを騙る偽メールが送られてきているが、そこに記載されたリンクをAguseで確認してみるとよい。
Aguseの解析画面で、サーバーが海外に設置されていたり、ドメイン管理者がYahoo以外の人間になっているのを発見したら、それは偽サイトであることは確実である。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)