
![]() |
|
|---|---|
![]() |
|
![]() |
|
アンケートに協力いただきありがとうございました!
「お酒は怖い」ということを、あらためて教えてくれた今回の草なぎ剛の裸騒動。草なぎの謹慎処分にともない、レギュラー番組の降板や、CMの自粛、「クレヨンしんちゃん」原案の主演映画の宣伝活動などに多大な影響が出た。関係者やその他、彼の活躍を楽しみにしていた人たちの事は気の毒に思う。が、記者は彼をCMに起用して儲けていた大企業やイメージアップに利用した政治家にまで同情するつもりはない。
草なぎ剛も反省しているようだし、ファンは手のひら返すような人たちのマネはしてほしくない。記者がこの騒動で一番ビックリしたのは、このニュースを受けての人々の反応だ。学校や職場、どこでも彼を卑下したネタに花を咲かせる。いつも無口なすし屋の大将が、男性器を思わせる貝を指差し「草なぎ君」と言った時には驚いた。昨日まで、マドンナや、スティービーワンダーをゲストに迎えて一緒に歌を歌っていたアイドルに対し、一旦不祥事を起こせば世間は冷たいのもである。
警察に捕まった草なぎ剛は急に「容疑者」になり、さんざんSMAP(スマップ)で話題を提供してもらったワイドショーは急にマシンガンのような報道攻撃を始めた。人気アイドルだから「おてやわらかに。」と言いたい訳ではないが、今回の裸に「実害」はそんなに無い。しかし音楽著作権サギの小室哲哉や、ホリエモン、その他麻薬がらみのタレントと同じぐらいな厳しい「犯罪者」扱いだった。
家宅捜査に関しては、一見悪意があるように思われるが、関係者にとって悪いことではない。若手タレントが麻薬所持者との交際を報じられた記憶も新しいので、麻薬に関して完全に「シロ」と確認できたのは良かったはずだ。
「草なぎ謹慎」に伴いいろいろな所に影響が出ている。
先の映画の話もそうだが、思わぬところで飛び火した。国を挙げての地上デジタル放送推進PRに“ミソをつけた”草なぎに対して、「最低の人間。」とテロ集団「アルカイダ」が「友達の友達」の鳩山・弟が怒りをあらわにする。さすがにファンに怒られてこの発言を撤回する邦夫。この人も全裸に匹敵するぐらい脇が甘い人だ。
記者は、この騒動であのしつこいNTTや地デジCM見なくていいならそれはうれしい。イメージの良い草なぎを使ってでラクに進める「不道理」な地デジPR。こんなものくそくらえ。おっさんの顔に泥ぬってナンボである。
草なぎの韓国通をアテにして「冬ソナ」女優チェジゥと共演している日韓環境絡みのCM(AC公共広告機構)も、たらふく儲けた広告会社や企業が行っている。営利目的ではないと言いながら、超豪華2大スターをつかったこのCMは、「環境利権」のニオイがし、CMを流すのに金とやっぱり無駄な電力をつぎ込んでいる。そして、見ている人には出所のわからない金によって作られた偽善的なCMで(「モタつく権利」はOK!)広告会社もまた儲かっている。
こんな人たちが困っても記者は全然かまわない。
少なくとも草なぎを使ってCMしていた企業の社員は記者よりも給料が高いし、所属事務所もいかんせん儲け過ぎている。この10年、コンサートや出演料で草なぎが集めた利益は彼を売り出すためにかかった費用とは比べ物にならない。人気タレントと絡んでイメージアップを図ろうとする政治家。下手な工作をしないで「政策」で勝負しろというものだ。
みんなが、草なぎの「いい人」のイメージによりかかり、それなりの利益を上げていた。そこには信じられない巨額の金が流通し、政治では解決しがたい他国との関係や地デジの矛盾をも緩和させる。こんなの、たかがアイドル一人に荷が重過ぎやしないか。草なぎにかかるプレッシャーやストレスも大きいだろう。
記者は、SMAPの特別ファンというわけではないが、今回の裸騒動で嫌いになる理由はない。近年は男性アイドルがアイドルをやっている時間が長すぎて、人気者であるほど普通の「幸せ」が得られない。男性だって、恋愛や結婚、子供をもつ事で精神の安定を計るが、アイドルをやっているとそれがままならない。どんなに仕事が充実していても、自分の人生は大事。草なぎは、連日の飲酒によって「うさ」を晴らしたかったのか。30代半ば、人生を見直すにはいい機会でもある。
SMAPの大先輩フォーリーブスの現在50代のあるメンバーは、グループ解散後、さまざまな不祥事を起こした。近年、先日がんで亡くなったリーダーの青山さんがメンバーに呼びかけ再結成。同世代の女性たちの厚い支持を得て、コンサートは大盛況という見事な復活を遂げた。これぞアイドルとファン!の素晴らしい絆ではないか。
「見捨てるか、見捨てないか」は、仲間とファンの気持ち次第なのである。
(編集部:クリスタルたまき)
【関連記事】
・ 草なぎ君が高齢者に地デジをあおるCM
・ 「相撲」「温室効果ガス」「キムタク」の奇妙な共通点
・ これぞ堂本剛のイキザマ『帰ってこさせられた33分探偵』
・ サクラ咲く“喧嘩一筋”。『ごくせん卒業スペシャル』
・ 「ヌード寄付はお断り」は早計?若槻千夏のオトナ度と真剣度。
-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!