twitterバナー

好評連載陣

ヘッドラインニュース

【ヲタク解体新書】第三回声優アワード、主演賞は神谷浩史・釘宮理恵!

2009年3月10日 11:00

今年で三回目を迎える声優アワードの授賞式が3月7日(土)、秋葉原UDXで開催された。「声優版アカデミー賞」ともいわれるこのアワードは、その年度に「最も印象に残る」声優や作品に贈られるもので、一般投票と選考委員会による二次審査によって選ばれる。アニメ・音楽業界や国内外のファンからの期待と注目度も年々高まり、今年からは海外からのインターネット投票にる「海外ファン賞」も新設された。




今年度の主演男優賞は、人と妖怪、妖怪と妖怪の思慕があたたかくも切なく描かれた「夏目友人帳」で、主人公・夏目貴志役での繊細な演技が光った神谷浩史。「俗・さよなら絶望先生」糸色望役での存在感ある演技も記憶に新しく、「『夏目友人帳』原作者の緑川ゆき先生、『絶望先生』原作の久米田康治先生に最大の感謝を贈りたいです。僕がここに立てているのはお二人のおかげです。」と感謝と喜びを伝えた。

主演女優賞は、数多くのアニメでヒロインを演じ実力が認められた釘宮理恵。「とらドラ!」逢坂大河役では、凶暴な美少女という設定の裏にある思春期の少女らしい心の機微を表現し、「ゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜」のルイズ、「あかね色に染まる坂」の片桐優姫など、いわゆる「ツンデレ」キャラの確立にも貢献。授賞式には桜色に蝶の模様があしらわれた振り袖姿で登場し、「テレビの前のファンの人と心の交流ができていると感じられて幸せです。日々、自分を磨いて頑張っていきたいです」と笑顔を輝かせた。

助演男優賞は、「夏目友人帳」で愛らしいニャンコ先生と、その本来の姿である斑(まだら)の格好良い姿を華麗に演じ分けた井上和彦。「仮面ライダーキバ」のキバットバット三世、「マクロスF」レオン・三島、「伯爵と妖精」レイヴン役などで活躍した杉田智和が受賞した。赤いトロフィーを手にした杉田は「”なんとかキャプター”のステッキのような…燃える血のような…。みんなの血潮が詰まっているので、20kgくらいあるんです」と彼らしい独特のコメントを残し、会場を笑いで包んだ。

助演女優賞は、「マクロスF」で強さと儚さのある美しいヒロインの一人、シェリル・ノーム、「ネオアンジェリーク Abyss」アンジェリーク、「セキレイ」松役を好演した遠藤綾。「図書館戦争」柴崎麻子、「かんなぎ」青葉つぐみ、「鉄のラインバレル」山下サトル役など幅広い演技力を見せた沢城みゆきが受賞した。沢城は、大先輩達のパワーに圧倒され、その感激を感じつつも「憧れの方々と同じトロフィーを頂いたその意味を、もう一度考えなければいけないと思っている所です」と、喜びと興奮を伝えた。

新人男優賞は、「PERSONA -trinity soul」神郷慎、「鋼殻のレギオス」レイフォン役を演じ注目を集めた岡本信彦と、「夜桜四重奏〜ヨザクラカルテット〜」比泉秋名、「黒執事」フィニアン役の梶裕貴。新人女優賞は、「ひだまりスケッチ×365」ゆの、「今日の5の2」平川ナツミ役の阿澄佳奈と、「絶対可憐チルドレン」三宮紫穂、「To LOVEる -とらぶる-」のララ役の戸松遙が受賞。受賞挨拶では「心を届ける声優に」(阿澄)、「10代最後にこのような賞が頂けて誇りに思う」(戸松)「尊敬できる方々に会えて嬉しい。自分もそんな人間になりたい」(岡本)、「関わった方、応援してくれた方の全てに感謝を」(梶)と、新鮮な感動を伝えた4人。いずれもメインキャラクターを演じる実力と、幅広い活躍ができる才能を持っていて、今後のさらなる成長が期待される。

「マクロスF」ランカ・リー役でデビューし、ランカ・リー=中島愛名義の「星間飛行」でオリコン週間チャートで5位を記録した中島愛が、歌唱賞を受賞。初々しく「胸がいっぱいです!」と挨拶するとともに、監督の河森正治、音楽の菅野よう子への感謝を述べた。

初代、海外ファン賞を受賞したのは、第一回声優アワードで主演男優賞を獲得した福山潤。「コードギアス」の海外リリースによる人気の高さが窺える結果となった。「言葉の壁を越えて、日本語の声と表現に、耳と心を傾けてくれたことに感謝です」と挨拶した。

パーソナリティ賞は、「神谷浩史・小野大輔のDear Girl〜Stories〜」でラジオパーソナリティとしての知名度を一気に広めた神谷浩史が、主演男優賞とのダブル受賞を達成。「マクロスF○※△」や「さよなら絶望放送」などの番組で見せる、鋭い指摘や歯に衣着せぬトークが面白く、番組の人気も高めた。「テレビが一家に一台だった時代に、ラジオは自分一人で独占できた、初めてのメディアでした」と、ラジオに対する想い入れと番組に関わる全ての人の代表として賞を頂く旨を伝えた。

声優という職業を最も世の中に浸透させた功労者に対し贈られる富山敬賞には、山寺宏一。「11年前におはスタに出させてもらった事から始まったと思っています。毎日早起きした自分に…いえ、スタッフの皆様に感謝と尊敬を」と関わったスタッフを讃え、「長く続けることが難しい声優業界。夢は功労賞を獲ることです」と、功労賞を受賞した、富田耕生(「平成天才バカボン」バカボンのパパ役、「マジンガーZ 」Dr.ヘル役)、内海賢二(「Dr.スランプ アラレちゃん」則巻千兵衛役、「北斗の拳」ラオウ役)、永井一郎(「サザエさん」磯野波平役、「機動戦士ガンダム」ナレーション)の大ベテラン達に敬意を表した。

ファンからの一般投票により、今年度人気を集めたアニメ作品・声優を反映し、選考委員会により、その評価を決定する声優アワード。今回のアワードは、実力派声優の功績はもちろん、音楽・他メディアとの連携や海外へ普及するアニメ人気、そこまでの流れを築いてきた、先の声優の存在を感じさせるものとなった。ラジオ放送の開始から歩みを始めた声優の歴史は、その性格から表舞台に上がることは少なく、キャラクターの後ろ、ラジオの向こう側に隠れて評価されにくい存在であったが、確実にその重要性は認められている。実行委員長は最後の挨拶で声優の歩みを川の流れにたとえ、「源流を探り開拓した者、流れを大きくした者、様々な流れを作った者がいます。美しく豊かな川の流れを作り、これからも美しい日本語を伝え続ける声優の情熱と努力を讃えたい。」と授賞式を感動のうちにしめた。

第三回声優アワード 受賞者一覧
<主演男優賞>
神谷 浩史
<主演女優賞>
釘宮 理恵
<助演男優賞>
井上 和彦、杉田 智和
<助演女優賞>
遠藤 綾、沢城 みゆき
<新人男優賞>
岡本 信彦、梶 裕貴
<新人女優賞>
阿澄 佳奈、戸松 遥
<歌唱賞>
中島 愛
<パーソナリティ賞>
神谷 浩史
<特別功労賞>
武藤 礼子
<海外ファン賞>
福山 潤
<富山敬賞>(話題賞)
山寺 宏一
<功労賞>
内海 賢二、富田 耕生、永井 一郎
<シナジー賞>
鉄腕アトム(清水マリ、水垣洋子、勝田久)

(編集部:上林晃子)

【関連記事】
第2回声優アワード。主演男優賞は宮野真守、女優賞は平野綾
梅酒で萌え?『萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス』
男なら一度は・・。興奮必至。『THE 女子更衣室からの脱出』
韓国を侮辱する内容!?アニメ『ヘタリア Axis Powers』が放送中止
『CLANNAD』の坂上智代と古河渚を手のひらに!?光学式USBマウスになって登場。

-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!

【参照】
・声優アワード公式
http://www.seiyuawards.jp/

ニュース

PR

PR

PR

PR