twitterバナー

好評連載陣

ヘッドラインニュース

<パソコン快適活用術>無法地帯であるMacをきちんと管理する

2009年2月10日 8:38

写真素材 PIXTA
(c) GOETHE写真素材 PIXTA

Windows7の次のリリースはRC(製品候補版)だと言われている。大きく改良されたタスクバーは、MacOSXのDockをさらに使いやすく進化させたものとも考えられる。一方で、MacではないPCの価格性能比はどんどん上がり、今や20万円するマッキントッシュコンピュータより性能の高いPCが 10万円台前半で買えたりする状況だ。

MacOSXの次のバージョンアップは一般ユーザー目線では小規模なアップデートに留まるものと予想され、アップルのキャンペーンとは裏腹にWindowsにスイッチするユーザーも増えてくるだろう。
「Macは初心者に優しい」「使いやすい」とファンは熱心に宣伝するが、少なくともシステム管理に関しては、これほどわかりにくいOSはない。もう無法地帯と呼んでも良いくらいなのだ。
そんな無法地帯Macを少しでも使いやすくするTIPSを紹介したい。




Macが何故無法地帯なのかというと、システム管理ツール群がきちんとまとめられておらず、一般のシステム管理に使うツールも、高度なシステム管理に使うツールも、そしてマルチメディアツールも全部ごちゃまぜになってアプリケーションフォルダに入っていることだ。
Windowsユーザーが初めてMacの管理ツール群を見たら、おそらく全く手が出せないだろう。何かあったらコントロールパネルを開くのが基本になっているWindowsでは考えられない状態だ。

もうひとつは、アプリケーションのインストールとアンインストールに一貫したルールがないことだ。実行ファイルをアプリケーションフォルダに入れればインストール完了で、アンインストールするときにはゴミ箱に捨てるというのが基本だが、設定ファイルを手動で削除しなければならないものや、別途アンインストーラーを起動させるものなど様々である。

そこで、まず必要な作業別にメニューを決めて分類しておくというのが有効である。別途ランチャーソフトを使ってツールを登録する。ここでは、国産のフリーウェア「aLunch」を使用した。ユーティリティの中から「アクティビティモニタ」(リソース大食いのアプリを把握する)「ディスクユーティリティ」(ディスクの検証に使う)「システム環境設定」(一般的な設定ツール群)そして「ターミナル」(コマンド操作)の4つを登録した。日常的な管理ならこれだけでぐっと使い勝手が違うはずだ。

さらにサードパーティのツールも同じ場所に登録しておくとよいだろう。デフラグツールやディスク診断ユーティリティ、バックアップツールなども、管理ツールとしてまとめておくと便利である。

そして、アプリケーションの削除を支援するのが、Appdeleteだ。アプリケーションをゴミ箱に捨てても設定ファイルは残ったままになっていることが多いのだが、このツールを使えば設定ファイルも探し出して一緒にゴミ箱に捨ててくれる。

最後に、不要なキャッシュファイルの削除やDock,Finferなどの動作設定など、かゆいところに手が届くツールがOnyXである。Windowsにも「窓の手」という有名なフリーウェアがあるが、これは「林檎の手」でも呼んでいいような便利なユーティリティである。

Macの歴史を振り返ってみると、簡単・使いやすいを追求した結果、システム管理という重要な作業をなるべく表に出さないようになっているようである。 MacでもWindowsでも、日常的なメンテナンスとしてのシステム管理作業は絶対に必要である。作業内容が1カ所にまとまっているだけで、ずいぶん作業が楽になるものである。

(編集部 真田裕一)

【関連記事】
「知っている人」と「知りたい人」を結びつけるEasyCommunicator for SNS
スパゲッティ配線の写真を見てケーブルレスPCの未来を考える
<パソコン快適活用術>FireFoxだけでホームページとブログを維持管理する。
パスワードを電話で言う人・付箋に張っておく人 ソーシャルハッキングが狙っている

-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!

ニュース

PR

PR

PR

PR