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今回の【どっちが勝ち組でショー】 は、菅野美穂VS釈由美子。若くて可愛い人気女優のこの二人も、気が付いたら30歳を過ぎていた。現在放送中の日テレドラマ『キイナ〜不可能犯罪捜査官』で主演・春瀬キイナ役をこなし仕事絶好調の菅野ちゃんと、フジ「血液型別オンナが結婚する方法♪」の制作発表で純白のウエディングドレス姿を披露した釈ちゃん。“かっこいいアラサー”はどっち?
フジテレビ系で23日から4夜連続で放送するラブコメディードラマ「血液型別オンナが結婚する方法♪」の制作発表が東京都内のホテルで開かれ、釈由美子と水川あさみ、友達役のハリセンボンの近藤春菜が純白のウエディングドレス姿を披露した。
釈、水川、近藤と3人の中で一番結婚を意識しているのはやはり釈だろう。売れ始めの水川も、ぽっちゃり人気の近藤も、二十歳半ばでまだまだ若い。釈本人も、「30代になったので、そろそろ“婚活”しなきゃ…」と、微妙なホンネをチラリ明かした。
血液型がB型の釈は“この血液型の人が良く言われる”ように少々変わった所がある。
決してワガママそうには見えないのだが、(ちなみに沢尻エリカはA型。)旺盛すぎるサービス精神からか、「見せなくていい部分まで見せてしまう。」という欠点がある。
デビュー当時の“おもしろキャラ”、妖精が見える“不思議ちゃんキャラ”、さらに正体を無くすほど酒に飲まれる“のんべえキャラ”など、本来美形のグラドルには不要な「変な」キャラクターを自らいくつも作りだし、そのキャラクターに釈自身が振り回されている感がある。
しかもそれは人気が定着してからも続いていて、付き合った男性から裏切られたから「男性不信キャラ」、やせたり太ったりの「ダイエット“うつ”キャラ。」など、どんどん深刻さを増している。
ご本人はファンサービス+「本当の私」のカミングアウトのおつもりらしいが、髪型・顔・スタイル共に『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイや、ツバサ・クロニクルのサクラのような“アニメ美女系”の容姿に魅かれる釈由美子のファンは、彼女の“生々しい人間味”を本当は見たく無いのである。
爆笑問題の太田と同じで、「本当はつまらない私」を知られるのが怖いのかもしれないが、誰も釈ちゃんを嫌いになったりしないので、もっと肩の力を抜いて楽になっていいと記者は思うのだが。
かわって、一方の菅野美穂。過去『イグアナの娘』(1996年)で共演した川島なお美に触発されて(?)ヌード写真集を出しているし、蜷川実花監督の映画『さくらん』(2007年)では「男を思い通りにさせる花魁」“粧ひ”役を艶やかに演じている。
さわやかで分かりにくいが色気はちゃんとある。チオビタドリンクの恋女房も見る人(ケンドーコバヤシなど)が見るとたまらないらしい。
演技がしっかりしているからか、『働きマン』(2007年 日本テレビ)の松方弘子のようなコミカルで強い役から、映画『解夏(げげ)』のドラマ版、『愛し君へ』(2004年 フジテレビ系)の研修医のような可憐な役など、様々なキャラクターを難なくこなす。連続テレビ小説「ちゅらさん」(2001年)の真理亜役などの、持ち味の生かし方も見事だ。
常にドラマ・映画で“甘辛”のハッキリした演技を見せる菅野ちゃんは、たまにドラマの告知でバラエティ番組に出演した際には、いたってイノセントな素顔を見せている。いつか『笑っていいともスペシャル』に出演した時などは、ジェスチャーに夢中になりすぎて、服の肩ひもが伸びてしまい、大きく“胸元と肩”が見えてしまった。それでも気にせず必死のジェスチャーで「おかしな“お題”」にとりくむ女優の菅野美穂。あっぱれな天然ぶりである。
ドラマOFFの場において、あえて自分のキャラを作ろうとしない菅野は、女優として自信がみなぎり潔くてカッコイイ。恋の破局もなんのそのである。
テレビの前で、文字通り”素顔”を見せることのできる自信と余裕のある菅野美穂に対し、自分をさらけ出してもどこか演出が見え隠れして、痛々しい感じが漂う釈由美子。
自信が本物であれば素顔を見せることにためらいはないだろう。
今回の勝負、軍配は菅野美穂にあがる。
それぞれスタイルは違えど努力していることは明らかなふたり。勝敗を分けたのは、演出無しの素の自分を自信をもってさらけだせるかどうかにあるとさせていただきたい。いまのような時勢だからこそ、自信ある姿を我々はテレビの向こうに見たいのだ。
(編集部:宇佐木野ミミ)
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