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ドイツの著名な気象予報士がテレビ番組の生放送中、スタジオに”珍入”してきたネコとともに天気予報を行ったという。放映時間帯は、いわゆる「ゴールデンタイム」。多くの視聴者が見つめる中で、突然の珍入者にも動じることなく、無事番組を務め上げた気象予報士。しかし、内心はひやひやだったようだ。そもそもなぜ生放送のスタジオに猫が侵入できたのか?この前代未聞のハプニングをご紹介したい。
ニュースが終わって、二分間の天気予報が始まった直後にそのハプニングは起きた。気象予報士のJoerg Kachelmannさんが「今夜は今年一番の冷え込みとなるので暖かくしてください。」と視聴者に語りかけようとしていたまさにその時、画面下の方を長い尻尾が横切った。いつの間にかネコがスタジオを我が物顔で歩いているではないか。そのネコは彼の気を惹こうとして喉をゴロゴロならし、簡単にあきらめる気はなさそうだった。彼はルパン(ネコの名前)を抱きかかえるとゴロゴロと喉を鳴らしている“助手”をあやしながら何事もなかったように天気予報をはじめた。
ルパンは彼のあごひげをふざけてかじった後で、天気図上の気温が下がる地域を肉球で指し示して有能な助手であることをアピールすることも忘れなかった。
「なんでルパンがスタジオに入ってきたかわからないんだ。」と彼は言った。ルパンは同僚の飼い猫で、その時飼い主は現場を離れていたという。
「脚に何かがこすったなと思った時、ルパンの存在に気づいたよ。そしてすぐに、視聴者が『一体何が起こってるんだ?』と怪訝に思うだろうと直感したんだ。そこで私が思いついたのは、ネコを手なづけるには抱きかかえるのが一番だってこと。ネコは自分が無視されていると感じると不機嫌になるからね。だから私はルパンがそう感じないようにあやしたというわけ。英語にはネコと犬を使った慣用句※があるけど、ドイツ語でそういったジョークを挟むだけの余裕はさすがになかったよ。」
と語る彼だが、動画を見てもらえればわかるように、珍客の乱入に取り乱すことなく冷静に対処する様子はさすがベテラン。ネコを抱きながら天気予報をするような番組があったら、のどかでいいと思う。
※It’s raining cats and dogs.で「土砂降りの雨が降っている」という意味。
(編集部:こてつ)
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【参照】
・telegraph.co.uk