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アンケートに協力いただきありがとうございました!
場所は渋谷センター街の某ファストフード店。念入りに化粧を直しながら、なにやら女子高生が真剣な顔をして話し込んでいる。そこから聞こえてきた会話の中身は意外にも・・。
A子(アイメイク格闘中)
「福田突然やめたよねー。織田 裕二見てたらさ(「太陽と海の教室」か・・)なんか文字でてきてさー。上のほう。(それニュース速報でしょ・・)その数分後にはなんか特番になっちゃって、まさに内容が『CHANGE』したって感じ」
B子(ネイル格闘中)
「うける(笑)。あたしちょうど『嫌われマツコの一生』を見てた。っていうかさ、総理大臣って、勝手に辞めてもいいわけ?それって結構偉くないっけ?」
A子(アイメイク格闘中)
「いいんじゃん?勝手にやめても。そもそも人気なかったっていうか、影薄くねー?」
B子(ネイル格闘中)
「うちのパパみたい。笑」
ここまで、聞いて頭痛がしてきた。福田総理は別として世のお父さんはもっとがんばっている。それが「影薄くねー?」とは・・・。
しかし、ここでB子(ネイル格闘中)が言った一言。「総理大臣はそんな勝手にやめていいのか?」というのは素朴でしごくもっともな疑問だ。
仮にも一国の総理大臣が、あっさりとその職務を放棄し、次期後継者が決まる前から「後はもう知りませーん」とばかりに、奥さんと絵画鑑賞デートを真昼間から楽しんでいて良いものだろうか?
残念ながら、その場で彼女たちの会話は終わり。話題はオトコの話に移って行った。
この場を借りて、彼女たちに伝えたい。今回の福田総理突然の辞任劇がどれほど無責任であったかを。
確かに今回の突然の辞意表明は「ありえない」。しかし「どうでもよくなーい?」ではすまないのだ。
まず、内閣総理大臣は国会の議決で指名される。そして、内閣不信任決議が国会で議決された場合は、内閣は総辞職か解散の選択を迫られる。これが責任内閣制である。
我々国民は間接的にここに参加をしている。つまり福田総理は間接的にも国民に対して責任を負うということになる。であれば、そうやって選ばれた総理大臣側が一方的に辞任を申し出るのは許されることなのか?
事実多くの世論調査では国民の多くが今回の突然の辞任劇を「無責任」と断じている。一方で、福田首相が辞めたこと自体には肯定的な意見がほぼ半数で、いずれにせよ、この先、政権が長くはもたなかったであろうことを物語ってる。
内閣総理大臣の仕事について書かれている「日本国憲法」や「国会法」などには、「総理大臣は辞めてはならない」といった記述はなされていない。実際に、八年前に病気のため任期途中で総辞職した故小渕恵三首相。まだ記憶に新しい安倍内閣などとくに今回の福田内閣や、その前の安倍内閣は短期の、それも突然の辞意表明だったため、「無責任」「投げ出し」といった印象が強い。
数年前、偶然記者は、当時の小泉内閣の官房長官を辞したあとすぐの福田氏の姿を東京麻布十番の某高級中華料理店で見かけたことがある。
家族でおだやかに円卓を囲むその表情は、さながら定年退職後に第二の人生を家族とともに穏やかに過ごしているやさしい夫であり、老いた母親をいたわる息子の姿であった。
一度は一国の頂点に立ったものの、あのときの好々爺のような姿を思い起こす限り、やはり総理大臣という職務は福田氏には荷が重すぎたのであろう。
一夜にして流行語大賞の最有力候補?になってしまった「あなたとは違うんです」発言。
「どうでもよくなーい」「誰にも迷惑掛けてないからいいじゃん?」
ここでふと、ギャルの会話と先日の福田首相の辞任会見が重なった。
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