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お笑いコンビ「次長課長」の河本準一(32)が、早くも仕事に復帰していたことがわかった。河本は先月29日、生放送中に肋骨を折るけがを負ったばかりで、全治1ヶ月と診断されている。それにもかかわらず今月1日にはテレビ番組の収録、2日には舞台に立つという芸人魂を見せた。
この早すぎる復活劇は吉本興業が尻を叩いたのではなく、河本自らが志願したという。1日に行われたテレビ番組の収録ではさらしのような物を巻いて患部を保護。収録の合間には痛みからか顔をゆがめるようなこともあったが、カメラの前ではいつもと変わらぬテンションで3時間にもわたる番組を盛り上げていたそうだ。2日の舞台は「ルミネ the よしもと ネタ超一流」の公開収録。吉本興業の“ホーム”であるこの会場に、河本の骨折を知らない人間が一体何人いただろうか。それでも河本はけがを一切感じさせることなく、相方・井上と息の合ったコントで会場中を沸かせた。しかし河本はこの時、『笑うと骨に響く』状態だったのだ。
芸人は体を張ってナンボ、という意見がある。しかし、危険や痛みと引き換えに笑いを取ることばかりが“体を張る”ことではないはずだ。今の河本は、まさに“体を張って”いるではないか。自らの痛みを見せ付けるためではなく、隠すために体を張り、笑いに奉仕している。これを芸人魂と呼ばずに何と呼べばいいのか。体を張ってステージに立ち続ける芸人・河本に惜しみない拍手を送りたい。
(編集部 三浦ヨーコ)