車に乗せて地元の動物管理官に連絡した。そして当局が、タイタンに埋め込まれていたマイクロチップを読み取ったところ、飼い主がマンディさんだと判明した。警察官がマンディさんの自宅に向かったところ、家の中が荒らされており、さらに彼女の車もなくなっていた。警察官はマンディさんの車のナンバープレートを調べ、車が同州ウィチタ郡を走行していることを突き止めた。
デレクが運転する車を発見した警察は停止を求めたが、デレクはそれに応じず、約30分間にわたるカーチェイスの末、最終的に逮捕された。今回の裁判では、デレクがマンディさんを射殺し、車で遺体をマクレナン郡の現場まで運んで火をつけたことが明らかとなり、デレクに終身刑が下った。
デレクがマンディさんを殺害した動機は今のところ不明だが、地方検事補のライアン・カルバート氏(Ryan Calvert)とアリッサ・キリン氏(Alyssa Killin)は、次のように述べている。
「この事件の鍵となったのは、勇敢で飼い主に忠実なタイタンと、複数の管轄区域と州の法執行機関の並外れた協力でした。これらが被害者のマンディさんに正義をもたらし、暴力的で危険な犯罪者から市民を守ることができました。」
一方、愛する飼い主を失ったタイタンは、現在、マンディさんの親友が世話をしている。
画像は『The Mirror US 「How a loyal labradoodle with microchip led police to charred owner’s body – and her killer」(Image: McLennan County District Attorney’s Office)(Image: KWTX)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)