「人魚ではないか?」と騒がれた。それは体長6フィート(約183センチ)、肋骨がむき出しになった上半身に人間の頭蓋骨のようなものが付いており、下半身が魚のように見える。まさに人魚を彷彿とさせるような姿をしていたのだ。
これは多くの人々を驚かせ、「人魚を見つけたんだよ」「人間に見えるよ」「違う動物の骨格のパーツを組み合わせて作ったもの」といった声や、「アザラシ」「イルカ」「ジュゴン」などの生き物ではないかといった意見が届いたが、いまだに納得のできる答えは得られていないという。
同じく豪クイーンズランド州では、2022年4月に不思議な小さな生物が打ち上げられ、大きな話題を呼んだ。この生物には毛がなく、背中が茶色く丸みを帯びた体付きで、四肢の先には鋭い爪が残っている。しっぽはネズミのように細長く、首の先は骨だけになっていて、その頭蓋骨は“爬虫類”のように細長く前に突出していた。
他にも同じオーストラリアのニューサウスウェールズ州では2019年1月、全体がゼリー状の塊で黄色がかった不思議な生物が見つかった。繊維状のような房を2つ持っていて、ドナルド・トランプ米大統領(当時)のヘアスタイルを彷彿させたことから「彼の“部分かつら”では?」と言い出す人もいたという。
またアメリカ、テキサスシティの浜辺では2017年9月に謎の生物の死骸が発見されて話題となった。この摩訶不思議な生き物は、毛のない筒状の体で、尻尾部分がかなり長く、形が崩れているようだ。専門家は「キバウミヘビ」である可能性が高いとしながらも、チンアナゴ属やアナゴ属であることも否めないと明かしているが、当時この生物の特定には至らなかった。
画像は『Knewz 2023年7月13日付「Mystery Corpse Washed Up On Australian Beach. Now People Are Convinced Mermaids Are Real.」(By: MEGA)』『New York Post 2022年11月24日付「Shocked couple discovers ‘alien hand’ on beach: ‘Looks like ET’s bones!’」(Jam Press/Leticia Gomes Santiago)』『Bobbi-lee Oates 2023年7月5日付Facebook「We came across this on longbeach keppel sands qld」』『ALEX TAN 2022年3月29日付Instagram「Best guess?」』『Sapphire Coast Marine Discovery Centre 2019年1月3日付Facebook「One of most intriguing, interesting and baffling ID calls yet!!!」』『Preeti Desai 2017年9月7日付Twitter「Okay, biology twitter, what the heck is this??」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)