投稿にはこのような声が寄せられた。
「この猫は『なぜ私はこんなことしちゃったの? どうしてなの?』って顔をしているね。」
「猫ってちょっと変なやつなんだよね。私はそれが大好きなんだ。」
「なんだか工場出荷時の設定に戻ったって感じの顔だね(笑)」
動画の最後では、なるべく女性の腕を見ないようにして気まずそうにその場を静かに離れていくビーンの姿があった。
なおペットの情報ウェブサイト『Daily Paws』によると、今回のビーンのような猫の突発的な行動は「ズーミー(Zoomies)」といい、猫にとっては正常な行動とされている。ズーミーは猫が余分に溜まったエネルギーを発散するための行動であり、特に子猫や若い猫に見られるそうだ。
また、アメリカを拠点に猫の行動学の公認コンサルタントとして活動するパム・ジョンソン=ベネット氏(Pam Johnson-Bennett)によると、「猫はもともと獲物を待ち伏せして捕食する動物で、狩りの際に短時間で大きなエネルギーを消費していたため、現在の室内飼いの猫はズーミーによってエネルギーを発散する」とのことだ。
ちなみに今回、SNSで注目を集めたビーンだが、生後1週間ほどの頃にゴミ箱の横でひとりぼっちでいるところを保護されたという。そんなビーンは優しい飼い主に恵まれ、今では幸せに過ごしているようだ。
@bean_posts accidentally cursed with the burden of self-awareness #oops #cat #cats #existentialism #fyp #noregrets ♬ original sound – bean_posts
画像は『bean_posts 2023年6月27日付TikTok「accidentally cursed with the burden of self-awareness」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)