イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子、NYパパラッチ追跡劇の写真提供を要求 写真エージェンシーは断固拒否「英王室の特権は米国では拒絶された」

「Backgrid」は16日夜のニューヨークで撮影した写真と映像を4人のフリーランスのカメラマンから受け取ったと認めている。カメラマンのうち3人は車中から、2人は自転車から撮影したものだという。

しかし「Backgrid」は、パパラッチが撮影した写真をヘンリー王子夫妻に提供することを断固として拒否した。「Backgrid」の弁護士が送った書簡では、「ご存じだと思いますが、米国では財産はその所有者に帰属します。第三者は国王達がするように、簡単にそれらを提供するよう要求できないのです」と述べており、ヘンリー王子夫妻の弁護士に対し、王子と英王室に関する皮肉を綴ったのである。

「多分あなた方は、そちらのクライアント(ヘンリー王子)と向かい合って座り、このことを助言する必要があるかもしれません。それは国民が王室に自分の財産を手渡すという、彼の英国での王室特権のルールは、米国では大昔に拒絶されたということです。」

そして最後に「我々は、建国の父を愛します」と記されていた。かつて英国の植民地だった米国では、1775年にのちの初代大統領ジョージ・ワシントン率いる独立戦争が始まり、1776年に独立宣言をした。ワシントンを含む数十人の指導者達は「アメリカ合衆国建国の父」として知られている。

なおヘンリー王子夫妻の広報担当者が、声明で「大惨事に近いカーチェイスに巻き込まれた」と述べたことについて、関係者は異なる証言をしている。

当時、ニューヨーク市警察からヘンリー王子夫妻とドリアさんを乗せたタクシー運転手のソッカチャラ・シンさん(Sukhcharn Singh)は、米ニュース通信社『AP通信』の取材に対し「すべて大袈裟なものだと思います。あまり深読みしない方が良いですよ」と語っていた。

さらに後日、英TV番組のインタビューに応じた匿名のパパラッチは、「危険な運転をしたのは、夫妻の車だった」と主張していた
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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