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writer : ac

【海外発!Breaking News】ハチに執拗に襲われたボランティア警官 駆除業者も「ハチは信じられないくらい怒っていた」(米)<動画あり>

現場にはテレビの中継を偶然見ていたという地元のハチの駆除業者アイザック・ハラジさん(Izak Kharrazi)が駆けつけた。

転倒し血だらけになっているゲイリーさん。顔の周りを中心にハチがブンブン飛び交い、ハチはゲイリーさんが転倒しても執拗に襲い続けた(画像は『Rare 2023年5月17日付「Police Officer Faints on Live TV After Being Attacked by Swarm of Hundreds of Bees」』のスクリーンショット)

アイザックさんは「到着するやいなや、ハチが車のフロントガラスに群がってきたんだ。ハチは信じられないくらい怒っていたね」と当時のことを振り返り、「なぜあんなに怒っていたのかは分からないけど、ハチが攻撃態勢に入っていたのは明らかだった。ハチを興奮させるようなことが起きたに違いない」と続けた。ハチの巣は近所の家の軒下に作られていたようで、防護服に身を包んだアイザックさんがスプレーを噴射後、駆除したという。

防護服を着用しハチの駆除をするアイザックさん。「ハチが攻撃態勢に入っていたのは明らか。ハチを興奮させるようなことが起きたに違いない」と述べていた(画像は『Rare 2023年5月17日付「Police Officer Faints on Live TV After Being Attacked by Swarm of Hundreds of Bees」』のスクリーンショット)

現場では、もう1人がハチの攻撃で負傷しており、ハチの専門家は本人たちが気付かぬままハチの巣に近付き、刺激を与えてしまった可能性を指摘した。またハチに襲われた場合は、手で追い払うと攻撃のサインと捉えられてしまうため、少なくとも4分の1マイル(約400メートル)ほど走ることがベストだという。

なおゲイリーさんの息子ダニエルさん(Daniel)は日本時間17日、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」に専用ページを立ち上げて父の入院費などの寄付を募っており、目標額5000ドル(約68万9千円)に対し、1日で15415ドル(約212万3千円)が集まっている。ゲイリーさんはLAPDでボランティアをして18年近くになるが、あくまでもボランティアのためLAPDが責任を負うことはないそうだ。

ダニエルさんは「父は空軍の退役軍人であり、助けが必要な人には常に手を差し伸べる人」と明かし、「ハチに襲われる父をテレビで見た時は身を切られる思いだった。あまりにも痛々しくて、信じられない思いだったよ」と述べ、募金の協力を呼びかけていた。

ハチの巣は近所の家の軒下に作られており、アイザックさんがスプレーを噴射後、駆除した。ただハチが怒っていた理由は分からないという(画像は『FOX 11 Los Angeles 2023年5月17日付「Bee attack forces man to collapse on live TV in LA」』のスクリーンショット)

ちなみに中央アメリカのニカラグアでは今月8日、45人が乗っていたバスが車道から50メートル下の渓谷に転落し、6人が死亡した。死因は“殺人蜂(キラービー)”と呼ばれるミツバチに刺されたことによるもので、被害に遭った乗客の男性の写真が「重症の水疱瘡のよう」と注目された。

画像は『Rare 2023年5月17日付「Police Officer Faints on Live TV After Being Attacked by Swarm of Hundreds of Bees」』『FOX 11 Los Angeles 2023年5月17日付「Bee attack forces man to collapse on live TV in LA」』『GoFundMe 2023年5月17日付「Volunteer LAPD Officer Attacked by Bees」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

ハチに襲われ、地元の病院に搬送されたゲイリーさん。体の数十か所を刺されたうえ、ハチを手で追い払おうとして転倒、眼球を支えている薄い骨(眼窩底)を骨折した(画像は『GoFundMe 2023年5月17日付「Volunteer LAPD Officer Attacked by Bees」』のスクリーンショット)

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