海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】中古住宅の暖炉から52年前のメモを発見したカップル「未来の住人にメモを隠していたところだった」(英)

E.C.ピアース(E.C. Pearce)という男性の署名とともにこのように綴られていた。

「この暖炉は1971年9月に私がレンガで作ったものです。私はこの家を3000ポンド(当時のレートで約250万円)で購入したばかりで、300ポンドの頭金と80ポンドの事務手数料、そして週に5.5ポンド(当時のレートで約4600円)を支払う住宅ローンを組みました。現在37歳の私の賃金は時給65ペンス(当時のレートで約540円)で、お小遣いを稼ぐため日曜日は市場に行っています。このメモに興味を持ってもらえたら幸いです。」

過去の住人からのメッセージに感激したというキャサリンさんとニールさんは現在、将来この家に住む人に向けて改装中の家のあちこちにメッセージを隠しているところだそうで、「半世紀前に住んでいた人も同じことをしていたことがとても素敵で、嬉しく思いました」と語っている。

2人はその後、E.C.ピアースさんがどのような人物なのかを知るためにこのメモを地元Facebookグループ「Devizes Issues」で公開し情報を求めた。

すると地元の歴史に詳しいメンバーから連絡があり、次のことが明らかになったという。

「E.C.ピアースさんについて何人かが調査した結果、彼は1950年代に妻のアイリーン・ハントさん(Irene Hunt)と結婚してこの家を買ったユージン・ピアースさん(Eugene Pearce)であることが判明しました。ユージンさん夫妻には3人の子供がいて、私たちはこのほど、ユージンさんの孫娘と話をすることができました。残念ながらユージンさんは2000年に66歳で亡くなったそうで、メモが見つかったことを直接知らせることはできませんでしたが、彼女の母親(ユージンさんの娘)は子供の頃ここに住んでいたことを覚えているそうです。」

暖炉から52年前のメモを発見したカップル(画像は『Metro 2023年3月1日付「Note in chimney tells couple their house was 100 times cheaper 50 years ago」(Picture: Kathryn Stutely/SWNS)』のスクリーンショット)

そのように語ったキャサリンさんは今後、このメモを保管するつもりだそうで、「メモについて詳しく調べてくれたFacebookグループのみなさんに深く感謝しています」と述べている。

画像は『Metro 2023年3月1日付「Note in chimney tells couple their house was 100 times cheaper 50 years ago」(Picture: SWNS)(Picture: Kathryn Stutely/SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

メモが発見された暖炉(画像は『Metro 2023年3月1日付「Note in chimney tells couple their house was 100 times cheaper 50 years ago」(Picture: Kathryn Stutely/SWNS)』のスクリーンショット)

1 2