なかなか都合が合わなかったという。森本も多忙な中予定を空けてくれたそうだが結局会うことはできず、結果的に人気アイドルを振り回す“めちゃくちゃいい女”状態に。

流石にそれでは申し訳ないと思った山里は、森本に謝罪したうえで「今僕でできることがあったらなんでもやる」とメッセージを送ったという。すると森本からお願いされたのは、“芸人・山里亮太の喋り方”を教えて欲しいというもの。直接セリフを読んだ山里の声から、細かい言い回しや癖を確認しようとしていたのだ。

「凄くない？　そんなのしてくれるって」と森本の姿勢に感銘を受けた山里はこれを快諾。しかし自らを「お大根様だから」と語った山里、自宅でのセリフ読みは妻・蒼井優という“プロ”がいるため恥ずかしかったそうで、仕事先の控室などで声を録音。自らの棒読み具合に衝撃を受けながらも、何度も録り直し森本に送ったそうだ。

送信する直前まで「こんなの逆に邪魔にならないかな…」と心配だったという山里だが、森本からは後日丁寧なお礼が返ってきたそうで、そこからも森本の真面目な人柄を感じ取った様子。この山里のお手本がどこまで活かされるかは分からないが、昨年放送されたドラマ『ナンバMG5』（フジテレビ系）や『泳げ！ニシキゴイ』（日本テレビ系）、先日放送終了したNHK総合の土曜ドラマ『探偵ロマンス』などでの熱演が好評を博している森本だけに、今回の仕上がりにも期待がかかる。演じられる側の山里も「第1話どうなっているのか…」とワクワクしながら見守っているようだ。
（TechinsightJapan編集部　根岸奈央）