獣医はミアの状態を完全に理解するためにX線検査や超音波検査などを行い、最善の治療法を模索した。そしてミアの腹部の横にある余分な脚と尻尾を切除する手術をするために、SNSを通じて治療費の支援を呼びかけていた。そんな中でミアはスタッフに甘えてはしゃぐなど元気な姿を見せており、このまま順調に事が進むかと思われた。
ところが、今月7日に同動物保護団体はFacebookにミアの写真とともに「ミアは小さな天使になりました。私たちは非常に悲しい」と、ミアが死んでしまったことを報告した。ミアの死因は同動物保護団体からは詳しくは明かされていないが、コメント欄に寄せられた質問に対して手術が関係していると思われるコメントを返している。
元気な姿を見せていたミアが突然死んでしまったことで、今まで彼女を見守ってきた人たちからはこのような悲しむ声が寄せられた。
「残念で仕方がない。でも小さな天使はもう苦しむことはないのね。お姫様は天高く舞って行ったのよ。」
「本当に悲しいわ。でもあの子犬のために、皆さんがどれだけ闘ってくれたか私たちは十分に分かっているわ。」
「ミアはゆっくり休むことができたのよ。どんな大きな手術か想像はできないけど、スタッフの皆さんは最善を尽くしてくれたと思う。」
また、ミアを世話してきたスタッフもコメント欄に「本当に胸が痛い。誓って言えるけど、今までこんなに悲しい思いをしたことはない」と綴り、大きなショックを受けていることがうかがえた。今回ミアは生後数か月で虹の橋を渡ってしまったが、2021年7月にアメリカで誕生した5本脚の奇形の子犬は、飼い主に拒否され動物保護団体に引き取られるも、元気に育ってSNSで大人気となっていた。
画像は『Casas Cuna Puntarenas 2023年1月28日付Facebook「Amigos Mia es una perrita hermosa que nació con una condición especial y diferente.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)