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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】遺体袋の中で息をしていた女性に衝撃 死亡宣告をした老人ホームが130万円の罰金に直面(米)

そこには苦しそうに呼吸をしている女性の姿があったのだ。亡くなっていると思っていた葬儀スタッフは胸を上下させて息をする女性の姿を見て仰天し、すぐに緊急通報用電話番号“911”と老人ホームに連絡した。駆け付けた救急隊は女性の脈と呼吸を確認したが受け答えはできない状態だったと明かしており、女性は一度病院に運ばれてから老人ホームへ戻ったが、2日後の先月5日に再び死亡が確認された。

同老人ホームで取締役を務めるリサ・イーストマンさん(Lisa Eastman)は「私たちはご家族と密に連絡を取っており、またこの件に関して監査・上訴局による調査を受けたところです。私たちは入居者様を大切にし、全従業員が定期的に研修を受け終末期医療と入居者の死を最大限にサポートできるよう全力で取り組んでいます」とコメントを残している。

アイオワ州の監査・上訴局による報告書には、「適切なケアとサービスが提供されるような指示を出すことができなかった」と同老人ホームの責任を問う文面が記載されていた。また調査により今回の事件の前に12時間勤務をしていた職員がいたことが分かり、「入居者が終末期において尊厳ある治療とケアを受けられるようにしていなかった」と勤務体制の問題を指摘しており、州の規則を2つ違反していることから同老人ホームには1万ドル(約131万円)の罰金が科された。

なお2021年3月には脳死宣告された18歳の男性が、臓器提供手術の数時間前に息を吹き返し回復したというケースが多くの人を驚かせていた。

画像は『WeAreIowa.com 2023年2月2日付「Urbandale care center mistakenly pronounces woman dead, state inspection reveals」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

葬儀場で遺体袋を開けてみると、亡くなったはずの女性が呼吸をしているのをスタッフが発見した(画像は『WeAreIowa.com 2023年2月2日付「Urbandale care center mistakenly pronounces woman dead, state inspection reveals」』のスクリーンショット)

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