海外発!Breaking News

writer : yukke

【海外発!Breaking News】依頼者に支払いを拒否されたヘビ駆除業者、捕獲したばかりの毒ヘビをキッチンに放つ(豪)

ヘビ捕獲時の様子を次のように語った。

「私が現場に着くと客はパニックに陥っていましたが、それはごく普通のことです。ヘビはキッチンにある冷蔵庫の後ろにいたので、冷蔵庫を前に引っ張り出さなければなりませんでした。」

「とにかく、ヘビは僕を殺そうと攻撃してきました。そんな約1.8メートルの毒ヘビを捕まえて袋詰めにした時、客がこう言い出したんです。『俺は金を支払わない。これは政府か議会が補助金を出し、払うべきだ』とね。」

ヘビの捕獲後に支払いを渋り始めた客は何度も「政府が支払うべき」と主張し、コリンさんへの支払いを拒否したという。

一仕事終えたばかりで、疲れ果てていたコリンさんは客との不毛なやり取りに疲弊し、捕獲したヘビを再びキッチンに放つと「支払わないなら僕はこのまま(ヘビを放置して)出ていく」と告げたそうだ。

袋から解き放たれたアカハラクロヘビは、コリンさんの足元をスルリと抜け去った。

「(恐怖でテーブルの上に飛び退いた)客が『警察を呼ぶぞ!』というので『どうぞ』と言ってやりました。警察が来ても、私に電話をかけて(私が)ヘビを捕獲するのを見ているだけでしょうから。」

すると客はようやく観念したのか、その後しぶしぶながらも捕獲料金150ドル(約13700円)を支払ったそうで、コリンさんは放ったヘビを再び捕まえたという。

この経験以来、コリンさんは依頼を受ける前に事前に料金を説明し、同意を得るようになった。

「この客はお金を持っているのに、出し渋っていただけだった。」

「(ヘビの捕獲料金に)500ドル(約45890円)を払えって言っているわけじゃなくて、たったの150ドルですよ。その料金で僕はヘビ捕獲のために実際に命を危険にさらしているのですよ。」

「ヘビの捕獲は無料のサービスというわけにはいきません。保険料を払ったり、色々とお金をかけなければならないことがありますから。」

「(あの出来事以来)事前に料金を伝えて、納得してもらってから出向くようになりました。もし捕獲できなかった時には客にそのヘビのことを伝えたり、種類を特定するなどして時間を少し割くようにしています。」

「敬意を払うことを忘れずに、仕事を依頼したならちゃんと料金を払ってください。特にスネークキャッチャーにはね。」

画像は『Lake Macquarie Snake Catcher 2022年1月21日付Facebook「Red Bellied Black (Pseudechis porphyriacus)」、2022年1月20日付Facebook「Diamond Python relocated」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

ヘビの捕獲は「命懸け」と明かしたコリンさん(画像は『Lake Macquarie Snake Catcher 2022年1月20日付Facebook「Diamond Python relocated」』のスクリーンショット)

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