海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】偽物の銃を手にレストランに現れた強盗、客が所持していた本物の銃で撃たれ死亡(米)<動画あり>

彼が所持していた銃はプラスチックでできた偽物であることが判明した。

エリックの母親であるコリーヌ・グッドマンさん(Corine Goodman)は、この日の朝にエリックと電話をしていたそうで「息子は『できる限り良い人になろうと努力しているよ』と私に言いました」と明かしている。

米メディア『FOX 26 Houston』によると、2015年の記録にはエリックがハミド・ウォリッチ(Hamid Warrich、62)という男性が射殺された事件に関与し、凶器を用いた加重強盗を働いた罪で禁固15年の刑を言い渡されたことが記されていたそうだ。その後7年間服役して仮釈放したが、その間に事実婚をしていた妻への暴行で起訴され、のちに再び釈放された。また昨年9月頃に息子が生まれたばかりで、エリックは真面目に働き正しい道を歩もうと努力していたという。

コリーヌさんは「エリックがやったことは許せません。もっと良い方法があると分かっていたはずです。こんなことをするなんて、息子は一度もほのめかしたこともありませんでした」とこれほどまでにエリックが困窮していたことに全く気付かなかったとも話した。

エリックに発砲した男性へ向けてコメントを求められたコリーヌさんは「彼を憎んではいません。しかしなぜ発砲を止めなかったのか知りたいです。もしエリックを殺さなければならならない理由があったのなら、その事実を受け止めます。エリックが間違ったことをしたという事実も理解できます。でも背中を4発も撃たれて倒れたエリックは、さらに何発も撃たれました。あなたはエリックを虐げたのです。エリックは既に亡くなっていたのに」と男性が執拗に発砲したことについて疑念を抱いていた。

この件を受けてヒューストン警察が男性の姿をSNSに公開し情報提供を呼びかけると、男性は警察に出頭したという。男性の弁護士は「私のクライアントは自分と友人の命、それからレストランにいた全員の命を守るために行動しました。テキサス州では自身及び他者の命、自身の財産を守るための発砲が正当化されています」と発砲した男性を擁護した。現在、警察は男性に事情聴取を行い、のちに刑事責任を問うべきかどうか判断していくと報道されている。

このニュースを見た人からは、「亡くなった犯人の家族は辛いだろうけど、そこまで同情はできないな」「男性が罪を犯し、誰かがその命を奪わなければならなかった事実が悲しい」「犯人がいない方がこの世界は安全なのだから、亡くなった犯人を可哀そうだとは全く思わないね」といった意見があがっている。

画像は『Law & Crime 2023年1月9日付「Man Who Shot Robber at Texas Restaurant Will Face Grand Jury: Police」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

強盗に向かって銃を構えた男性客(画像は『Law & Crime 2023年1月9日付「Man Who Shot Robber at Texas Restaurant Will Face Grand Jury: Police」』のスクリーンショット)

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