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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】子どもの親権を得るために性別を女性に変更した父親「子どもへの愛の証」(エクアドル)<動画あり>

「法律には“親権を持つのは女性である”と書かれています。今この瞬間から私は女性であり母親でもあります。これが私の考え方です」と語り、性別欄に“女性”と表記された自身の身分証明書をカメラの前で公開した。

ルネさんのこの行動はエクアドルでトランスジェンダーのための法律改正を訴えている活動家たちの怒りを買い、エクアドルのLGBTI組織連盟が批判の声明を公表するまでに至った。エクアドルでは性別の変更を認めているものの、現時点では簡単には変更を認めてもらえず厳しいものとなっているという。エクアドルで初のトランスジェンダー議員でありエクアドルのLGBTI組織連盟のディレクターを務めるダイアン・ロドリゲスさん(Diane Rodríguez)は「ルネさんの親権を得るために性別を変えるという私的な行動は法の精神に反します」と訴えた。

ダイアンさんは当初このニュースを見た時はフェイクニュースだと思ったほど信じられなかったと明かしており、「これまで進めてきたトランスジェンダーのための法律改正が間違った方向に進み、私たちに不利な法律が制定されかねない」と不安を吐露し、裁判所に対しどのようにルネさんの性別変更適用に至ったのかの詳細な説明を求めている。ちなみに2016年以降、エクアドルではトランスジェンダーの人は、法的文書で出生名と性別を変更することが許可されている。

現在もルネさんと前妻における親権争いは続いており、「この問題が解決するまで子どもたちは母親と過ごさなければならないのです。法律は私たちが親になる権利を奪っています。私の行動は愛の証なのです」とルネさんは子どもたちへの強い思いを明かした。

画像は『New York Post 2023年1月6日付「‘Punished’ dad legally changes gender to female in bid to gain custody of kids」(Jam Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

エクアドルでは親権の獲得には母親が有利となる事実があるという(画像は『New York Post 2023年1月6日付「‘Punished’ dad legally changes gender to female in bid to gain custody of kids」(Jam Press)』のスクリーンショット)

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