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writer : ac

【海外発!Breaking News】ワニの腹部から子供の遺体の一部、両親の目の前で襲われた8歳男児か(コスタリカ)

フリオ君の姿をニ度と見ることはなかったものの、事故から約1か月後の11月26日にこんな一報が入った。

「フリオ君が襲われた現場近くで、3.6メートル超(約12フィート)のワニが銃で撃たれて死んでいるのが地元住民によって発見された。ワニの腹部をナイフで切り裂いたところ、フリオ君のものとみられる2本の骨と少量の髪の毛が見つかった。」

3.6メートル超のワニだった(画像は『New York Post 2022年11月29日付「8-year-old boy mauled and beheaded by crocodile in front of his parents」(Jam Press)』のスクリーンショット)

コスタリカではワニを殺すことは違法であるためハンターは逃げてしまったそうだが、フリオ君の母マージニ・フェルナンデス・フロレスさん(Margini Fernández Flores)はその後、つらい胸のうちをこう明かした。

「誰がワニを撃ったのかは分からない。でもワニは死んだの。そしてお腹の中から私の息子の遺体の一部が見つかったのよ。小さな骨と髪の毛がね。私はこれでずいぶん気持ちが楽になったの。ただ私たち家族のような苦痛を味わうことがないように、できれば全てのワニを殺してしまって欲しい。」

なお地元当局は現在、遺体の一部のDNA鑑定を行っており、結果はまだ分かっていないという。

ニカラグア出身のフリオ君の父(画像は『New York Post 2022年11月29日付「8-year-old boy mauled and beheaded by crocodile in front of his parents」(Jam Press)』のスクリーンショット)

一家はバナナのプランテーションで働くためにニカラグアから4年前にやってきた労働者で、マージニさんは「これから故郷に帰ろうと思っている」と述べ、こう続けた。

「フリオの思い出がいっぱい詰まったマティナの家にこのまま居続けることなどできないわ。それに生き残った3歳から16歳の4人の子を守るためにも、ニカラグアに戻ろうと思う。だってここでは人を襲うワニを保護するだけ。これではまた同じようなことが起こるでしょうし、そう考えただけでも恐ろしくなるのよ!」

ちなみに今年10月にはインドネシアで、体長6.7メートルのヘビの腹部から衣服を着たままの54歳女性の遺体が発見された。女性はゴム農園に出かけたまま帰宅せず、家族は捜索願を出していたという。

画像は『New York Post 2022年11月29日付「8-year-old boy mauled and beheaded by crocodile in front of his parents」(Jam Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

腹部をナイフで切り裂かれたワニ(画像は『New York Post 2022年11月29日付「8-year-old boy mauled and beheaded by crocodile in front of his parents」(Jam Press)』のスクリーンショット)

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