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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】絶叫マシンで安全バーのロックをかけ忘れ 高さ3メートルから投げ出され5人負傷(タイ)

キリティヤワディさんは手首と腕、骨盤を骨折する大けがをして現在も病院で治療を続けている。

このイベントの主催者であり、アトラクションのオーナーでもあるチャイヨット・プラファンさん(Chaiyot Praphan、50)は、今回の事故について「担当の係員が安全バーのロックをかけ忘れた」とコメントを発表した。同アトラクションの安全バーは個々ではなくブロックごとに設置しており、投げ出されてしまった乗客のすぐ隣に座っていた2人の乗客の安全バーにはロックがかかっていたため投げ出されずに済んだ。またチャイヨットさんは自身の過失を全面的に認めており、事故直後に病院にいる被害者全員を見舞い、治療費を全額負担すると明らかにしている。

事故の翌朝には、政府関係者と警察が現場を訪れて問題のアトラクションの確認が行われた。アトラクションの安全装置は3段階用意されており、最後にかけるロックは車のシートベルトと似た構造で強度の高いものであったという。事故の原因は機械の不具合も考えられたが、当時のアトラクション係員が安全バーロックのかけ忘れを打ち明けたことやアトラクションに機械的な問題が無かったことから、今回の事故は人為的ミスによるものとされた。警察はアトラクションの管理に関して、オーナーであるチャイヨットさんが法律違反をしていなかったかどうかも調査を進めていくと公表している。

なお事故直後には複数の専門家が派遣され、イベント内の全ての乗り物の安全確認が行われ、安全性に問題のあるアトラクションはなかったと報告されている。

乗客の一部が投げ出された瞬間(画像は『Metro 2022年11月19日付「Five people thrown from ride after safety bar comes loose」(Picture: Viral Press)』のスクリーンショット)

ちなみに昨年7月にはアメリカで、移動式遊園地の絶叫マシンが土台ごと大きく揺れ始め、通行人が必死に押さえる恐怖の映像がネット上で話題を呼んでいた。

画像は『Metro 2022年11月19日付「Five people thrown from ride after safety bar comes loose」(Picture: Viral Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

係員が安全バーのロックをかけ忘れたことが事故原因か(画像は『Metro 2022年11月19日付「Five people thrown from ride after safety bar comes loose」(Picture: Viral Press)』のスクリーンショット)

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