イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王、ヘンリー王子とアンドルー王子に代わる「国務参事官」を正式に要請

現役の王族でない2人の王子達が役職に任命されていることに異議を唱えていた。議会では長時間の議論が交わされ、議員達はヘンリー王子とアンドルー王子を国務参事官の役職に踏み込ませないため、1937年に定められた法の改正を政府に働きかけるよう、チャールズ国王を説得しようとしたと報じられていた

そしてついに国王が摂政法の改正を求めるよう、正式な声明文を提出したのである。

議会で読み上げられた文書によると、国王はアン王女とエドワード王子が任命されれば「最も満足する」と述べ、この変更により「私が海外公務で不在の時などに、公務の継続的な効率化を図ることができる」と説明している。

国王による提案は、国務参事官の役職からヘンリー王子とアンドルー王子の名前を除外するのではなく、対象となる王室メンバーを増やすことで現役の王族でない2人の王子が国王の代理を務める機会を停止するというものだ。

国王によるメッセージは庶民院(下院)にも届けられ、国会議員には後日法案が提出されると告げられた。アン王女とエドワード王子が国務参事官に任命されるには、摂政法を改正する立法措置が必要となる。

16日には貴族院で、国王の要求を実現するための「国務参事官法案(the Counsellors of State Bill)」が提出された。

先月にこの問題を議会で取り上げたスタンスゲート子爵はこれを歓迎し、変更が速やかに制定されるよう呼びかけた。来週には、2回目の審議が行われる予定だ。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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