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writer : ac

【海外発!Breaking News】物理学博士の実験がアツい! 「ワオ!」の連続でSNSも大興奮(米)<動画あり>

30人ほどの小さなクラスを3年間受け持ったという。

「学生はフレンドリーで熱心で、宿題はきちんと期限内に提出するし『さすがアメリカだわ』と思ったものよ。そして3年間教え、自分は『経験あるインストラクター』だなんて思っていたの」と当時を振り返るタチアナさん。ところが2006年、1クラス100人以上という大学1年生の基礎物理学を担当することになり、大苦戦を強いられたのだった。

タチアナさんは「それは朝8時に始まるクラスでね。初日は散々だった。学生たちは授業に全く興味がなく、集中してもらうようになるまで数か月を要したわ。そしてこの経験をきっかけに学生がワクワク楽しくなるような授業を心掛けるようになったの」と明かし、このように続けた。

「あのクラスを受け持って初めて、『初日に学生を魅了することがいかに重要か』ということを学んだの。学生と同じ目線に立ち、インスパイアし、励ます必要があるということもね。」

表情豊かに実験!(画像は『TAMU Physics & Astronomy 2022年10月8日付TikTok「SHE’S #SPINNING! Why?!」』のスクリーンショット)

「そうして学生が物理学の抽象的概念と日常生活とを結び付けて考えられるように授業を工夫したわ。できるだけ多くの実験を取り入れてね。『ワオと言わせるようなワクワク感(ワオ・ファクター)』を味わうことが理解につながるの。学生から『物理学がいかに日常生活と関わっているか、日々考えずにはいられなくなった』と聞くとこの仕事の醍醐味を実感するのよ!」

大興奮の実験の様子(画像は『TAMU Physics & Astronomy 2022年10月15日付TikTok「Ready for a big #cloud?!」』のスクリーンショット)

ちなみにタチアナさんはこれまでに優秀な教師に贈られる賞を何度も受賞しており、「物理学や化学、エンジニアリングを専攻していなくても、学生みんなに楽しさを味わって欲しい」と人懐っこい笑顔を見せている。

画像は『TAMU Physics & Astronomy 2021年12月14日付TikTok「Egg Drop #Physics」、2022年10月8日付TikTok「SHE’S #SPINNING! Why?!」、2022年10月15日付TikTok「Ready for a big #cloud?!」』『Texas A&M University 2022年4月13日付Facebook「Dr. Tatiana Erukhimova Going Viral on TikTok」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

実験に大興奮の子供たち(画像は『Texas A&M University 2022年4月13日付Facebook「Dr. Tatiana Erukhimova Going Viral on TikTok」』のスクリーンショット)

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