エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】窪田正孝、別人になるなら「妻夫木聡さん」 大胆発言の柄本明「ブッキーと会ったのは覚えてる」

「ひとつ記憶にあるのは、とにかくブッキー(妻夫木)と会ったのは覚えてる」と続けたので、妻夫木は「良かったです、そこは覚えていてくださって」と笑いながらも安堵した。「本当にすみません」と謝る柄本に「いやあ、もう本当に最高ですね。柄本さんとの共演では毎回痺れるものがあるので」と述べた妻夫木。2人は妻夫木が映画初主演を果たした『ウォーターボーイズ』(2001年)が初共演だったそうで、その後も何度も共演しているが妻夫木は「そのたびに違う顔を見せてくださって。あまりにもいろいろやられているので、ひとつひとつさすがに覚えているのは…。(同作は撮影から)もうちょっとで2年ですからね」とフォローした。

釜山映画祭にも一緒に行った窪田正孝、妻夫木聡、安藤サクラ

また同作のストーリーに絡めて「もし別人になれるなら誰になりたいか?」と質問がなされると、窪田正孝は「妻夫木さん」と回答。撮影以外に「共通の趣味でボクシングを一緒にやらせてもらって、ヴェネチアや釜山にも一緒に行かせてもらいましたが、“学びをやめない人”、“すごく周りに人がいる人”という印象があります」と窪田。妻夫木の友人で韓国の俳優ハ・ジョンウとの食事にも「気軽に呼んでいただいて、僕はすごく嬉しくて。壁みたいなものが妻夫木さんには一切なくて、大先輩なんだけど、そこの垣根とか境界線がない人で、すごくリスペクトが高いです」と尊敬の眼差しを送った。

妻夫木聡とプライベートでボクシング仲間の窪田正孝

「ボクシングもすごくいろいろな人とやられるんですよ。僕はその精神力がないから『プロの方と軽くスパーリングした』と言っていて、どういう精神力なんだろう? トライする気持ち、進み続ける歩み方にリスペクトがある」と窪田が続けると、妻夫木は「僕自身、好きなことをやっているだけなんですけど。ボクシングもこの映画がきっかけで始めたんですけど、柄本佑くんとよく一緒にやっているんですけど、佑と僕だけボクシングの役が決まっていなくて。何を目指してるんだろう…と言いながら楽しんでやっています」と説明。そして「(ボクシングの役を)待ってます」と目配せすると、ボクシング好きでもある平野啓一郎氏が「(原作を)書きましょうか?」と乗っかった。

妻夫木聡は親戚のようになりつつあると安藤サクラ

妻夫木とボクシング仲間である俳優・柄本佑の妻であり、佑の父である柄本明は義父にあたる安藤サクラは「最近はあまりにも妻夫木さんの周りに私の親戚がプライベートでも登場するので、(妻夫木は)なんだか親戚みたいな気分になりつつあります」とコメント。釜山映画祭には安藤も妻夫木、窪田、石川監督とともに登場したが「私はどの監督ともあまりおしゃべりできないのですが、映画祭ではご飯を一緒に食べて、やっとチームみたいな気持ちになれました。今すごい私たち仲良しなんです」と微笑んだ。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

釜山映画祭にて窪田正孝、安藤サクラ、妻夫木聡、石川慶監督 (C)Busan International Film Festival

上京した当時は公務員になりたかったという眞島秀和

映画『ある男』のメガホンをとった石川慶監督

『ある男』を執筆した小説家の平野啓一郎氏

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