ジョーダンさんらの状況に気がついていないのか空いたテーブルを片付け始めるスタッフもいたという。
ジョーダンさんは「座ってから15分経過したところで『今から10分のタイマーをセットして、それでも誰も注文を取りに来なかったら今日はもう帰ろう』と妻に伝えました。残念なことに25分が経っても飲み物の注文すら取りに来なかったので、私たちは帰ることにしたのです。客として全く大切にされていないと感じましたし、この経験で二度とこの店に来たいとは思えなくなりました」とレビューに記入した。
低評価を付けたジョーダンさんのレビューに店側は返信しており、「今回ご不満な点があったこと、大変申し訳ありませんでした。以前ご来店いただき気に入っていただけたことからも、私たちがカスタマーサービスを重視していることはお分かりかと思います。恐らくその日は土曜日で店は非常に混雑していたと思いますが、それはお客様の注文を取れないなどのカスタマーサービスを提供できなかった言い訳にはなりません。申し訳ございませんでした」と真摯に謝罪している。
続けて「しかしタイマーをセットするのではなく、スタッフに声をかけてほしかったのです。スタッフだって人間ですから、特に今回のように忙しい時間帯にはミスをすることもあります。25分もお待たせしてしまうなど許されないことで、こちら側に問題があることは明らかです。しかし声をかけていただければ、5分もかからないで解決できたと思います」と率直な意見を述べている。
これにネット上では「これを見るとサービス業がスタッフの採用に苦労するのも良く分かるよ」「普通は意図的にやっている訳じゃないんだから声をかければいいのに」「『すみません、注文したいのですが』と伝えるのは世界で一番簡単なことだと思うけど」と、客が受け身の姿勢でいることに疑問を抱く声があがった。
一方で「メニューを渡されるまで待つ時間は10分が限界かな。25分もかかったら料理が運ばれてくるまでどれだけ時間がかかるんだ」「自分が客としてもてなされていないと感じたら店を出ればいいよ」「こんなに長い間待たされたら帰りたくなるのは当然だ」「25分も待たされるのはさすがにおかしい」と店の対応を批判するコメントも見られた。
なお同レストランは、レビューの最後に「二度と店を訪れないというのは残念です。私たちにもう一度チャンスをください。酷い経験をしてしまったことを償わせてください!」と綴っている。
画像は『Metro 2022年10月26日付「Angry diner set timer then walked out rather than getting waiter’s attention」(Picture: BPM Media)』『The Mirror 2022年10月25日付「Man walks out of restaurant after timing staff and they ‘fail to deliver drinks’」(Image: Stoke Sentinel)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)