イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達・番外編】チャールズ国王、戴冠式の計画の一部が明らかに 時間やゲストを大幅に削減

戴冠式は縮小したものを望んでいるとも報じられていた。

そんななか英メディア『Mail On Sunday』が現地時間8日、国王の戴冠式を計画する“Operation Golden Orb(金の宝珠作戦)”の一部が明らかになったと伝えたのである。

同メディアによると、儀式は伝統的な3時間以上のものから1時間強に短縮される。また8000人と予想された招待客を2000人に削減するため、貴族や国会議員の多くが出席を断念することになる。さらにドレスコードについても議論が交わされており、貴族は儀式用のローブの代わりにラウンジスーツ(一般的な背広)の着用が許可される可能性があるという。

伝統的な戴冠式では、君主に金のインゴットを贈呈する儀式なども行われるが、これらは時間短縮のために廃止する予定だ。

チャールズ国王の即位に伴い、王位継承順位が1位となったウィリアム皇太子は、戴冠式で重要な役割を務めるという。

同メディアが取材した王室関係者は「国王はこの70年間に世界が変わったことを認識し、戴冠式の内容を大幅に縮小したのです」と説明している。

1953年の戴冠式でゴールド・ステート・コーチに乗るエリザベス女王(画像は『Royal Collection Trust 2022年6月5日付Instagram「What do you know about the Gold State Coach that’s usually housed at the Royal Mews?」』のスクリーンショット)

軍務伯として戴冠式の指揮を執るノーフォーク公爵は、現代の英国を反映するため、シンプルで短く多様化した式典の準備を命じられたそうだ。そのため儀式は宗教的・文化的に多様化したもので、衣装替えが少なくなり、現代的な言葉が使用されるとみられる。

とはいえ戴冠式では、大司教が国王の頭と胸と両手に精油を塗り「信仰の擁護者」であることを誓う最も聖なる儀式や、国王が1762年製のゴールド・ステート・コーチに乗るなどの伝統は引き続き行われる予定だ。

画像は『The Royal Family 2022年5月10日付Instagram「Today The Prince of Wales read The Queen’s speech at the State Opening of Parliament for the first time.」』『Royal Collection Trust 2022年6月5日付Instagram「What do you know about the Gold State Coach that’s usually housed at the Royal Mews?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

チャールズ国王が乗る予定のゴールド・ステート・コーチ(画像は『Royal Collection Trust 2022年6月5日付Instagram「What do you know about the Gold State Coach that’s usually housed at the Royal Mews?」』のスクリーンショット)

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