それをくわえたまま決して口から離さない性格だという。彼はさらにこう続けた。
「グレート・ピレニーズの場合、もっと他に興味のあるものを見せてそれと交換させる必要があるのです。それで僕は持っていたペット用のクラッカーを見せたんですが、うまくいきませんでした。棒も試したんですがダメでしたね。この時はテオが飛び跳ねながらナイフで遊んで、怪我でもするんじゃないかととても心配でした。」
「それで僕は、近くで仕事をしているテオの飼い主である女性に動画を撮って送ったんです。すると彼女は家にあったテオが好きそうなものを持って、数分以内に来てくれたんです。はじめにホイップクリームを与えたんですがダメで、サーモンをあげたらやっとナイフを離してくれて。彼女はすぐにナイフをつかんでテオから遠ざけました。」
テオもマットさんも怪我ひとつなかったが、SNSではナイフをくわえたまま悪戯っぽい表情を浮かべているテオに笑いがこみ上げた人もいたようで、このような声が届いた。
「テオは典型的なグレート・ピレニーズだね(笑)」
「もうこうなったら、欲しいものをあげるしかないね。」
「なんてこった! これって(ゲームの)『グレート・グレイ・ウルフ』のシフのようだ。」
中には「うちの犬も台所のシンクからステーキナイフをくわえて来て、ビスケットと交換したことがあるよ」といった声も見られ、テオのようにナイフをくわえて飼い主を青ざめさせた犬が他にもいたようだ。今回“武装したテオ”にかなり動揺したマットさんだが、「今となってはちょっとした笑い話になっています」と話している。
I'm 42. I've owned dogs my entire life. Somehow I was totally unprepared for this moment pic.twitter.com/BtunqPUrwD
— Matt Paprocki (@Matt_Paprocki) September 7, 2022
画像は『Matt Paprocki 2022年9月7日付Twitter「I’m 42. I’ve owned dogs my entire life.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)