「文字は小さく、筆記体で、真ん中に」とケーキを注文した女性、完成品に呆然(…
Rank.1
ゲート前には今日置かれたばかりの花束やカードが並べられていた。
宮殿前では、エリザベス女王が崩御した8日から大量の献花で溢れ返ったため、現在はグリーンパークへと移動されている。
沿道に立ってしばらくすると、ザ・マルからカミラ夫人を乗せた黒い車が入って来た。この少し前には、チャールズ国王が車の中から手を振って宮殿に入って行ったそうだ。この日の午後、国王は英連邦事務総長と謁見し、英連邦国からの来賓を迎えたレセプションを開催した。
宮殿前は入場を制限しているため、いつもよりもごった返しておらず平和的な雰囲気だった。
しばらく過ごしたあと再びグリーンパークに戻ると、公園内には木の周辺や通りに花束がびっしりと並べられ、それらを見物する人々で溢れ返っていた。
花束にはエリザベス女王の写真や手書きの手紙やカードのほか、コーギー犬やパディントンベアのぬいぐるみ、キャンドルやユニオンジャックなどが供えられていた。
ある子供からのカードには「親愛なる女王陛下へ。70年間女王でいてくれてありがとう。天国でゆっくり休んでくれることを願います。あなたのことをずっと思っています」とメッセージが記されていた。
当日、王立公園は声明文を発表し「テディベアや風船など、花以外のものは供えないように」と伝えた。花束は女王の葬儀が執り行われる19日以降に堆肥化するため、包装パッケージを取り省いて置くように要請している。
(TechinsightJapan編集部 取材・撮影・文:寺前郁美)