イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達・番外編】エリザベス女王、96歳で崩御 新国王・チャールズ3世が声明文を発表「最も悲しい瞬間」

遺族をはじめ約2000人の各国の要人や首脳、元首などが参列する予定だ。

女王は1926年4月21日、ヨーク公アルバート王子(後のジョージ6世)と妻エリザベス妃(後のエリザベス皇太后)の長女エリザベス・アレクサンドラ・メアリーとして誕生した。

アルバート王子は国王ジョージ5世の次男であったため、長男のエドワードが国王になる予定だった。しかしエドワードは離婚歴がある米国人ウォリス・シンプソンとの結婚を選び、即位からわずか325日で王位を捨てた。

そのためアルバート王子が“ジョージ6世”として国王に即位し、当時10歳のエリザベスが王位継承者第1位になった。

1952年2月6日にジョージ国王の崩御に伴い、25歳のエリザベスが王位を引き継いだ。1953年6月2日にはウェストミンスター寺院で戴冠式が行われ、英国史上6人目の女王に即位した。

1947年11月20日にはエディンバラ公フィリップ王配と結婚。その後、チャールズ皇太子、アン王女アンドルー王子エドワード王子の4人の子供達をもうけた。

1957年には初めてとなるテレビでのクリスマス演説を行い、今では何百万人もの人々が視聴する恒例行事となった。

今年は英国史上最長となる在位70周年を迎え、6月には「プラチナ・ジュビリー」の記念式典が開催されたばかりだった

女王は昨年10月に病院で一晩入院して予備検査を受けたあと、対面式の公務を何度もキャンセルするなど健康状態が懸念されていた。

その後も杖をついて公務を行うなどしていたが、最後の公務となったのは現地時間6日、バルモラル城で行った英国の新首相リズ・トラス氏の任命式だった

女王の死後、トラス氏は首相官邸前で会見を行い「女王エリザベス2世は、現代の英国の礎である。私達の国は、彼女の治世のもとで成長し、繁栄してきました。イギリスが今日のような偉大な国になったのは、彼女のおかげです」と追悼の意を述べた。

画像は『The Royal Family 2022年9月8日付Instagram「The Queen died peacefully at Balmoral this afternoon.」「A statement from His Majesty The King:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

王位を継承したチャールズ3世が公開した声明文(画像は『The Royal Family 2022年9月8日付Instagram「A statement from His Majesty The King:」』のスクリーンショット)

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