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writer : ac

【海外発!Breaking News】クモに足を噛まれ生死をさまよった女性、4年後もむくみが引かず(英)

自宅に救急車が呼ばれた。

トレイシーさんは「目覚めると、ベッドのそばで救急隊員が点滴を準備していたわ。そして私は敗血症で病院に緊急搬送されたのよ」と振り返り、「右足は燃えるような痛みで、テニスボールほどの水ぶくれができていた。それに赤くなり腫れあがっていたわ」と続けた。

なお医師は、トレイシーさんの右足指上部に2か所、右脚に1か所、クモの噛み跡があったことから、「帰化クモ(Steatoda nobilis)」に噛まれたと推測、すぐさま治療を開始した。帰化クモはニセゴケグモ(false widow spider)とも呼ばれ、近年は被害者数が急増、英国内で最も有毒なクモとして知られている。

トレイシーさんのケースでは、右脚の腫れた部位の直径は63センチで、患部が炎症を起こし、細菌が血流に乗って全身へ広がる敗血症に罹っていた。医師は「これほど酷い例は見たことがない」と驚愕し、トレイシーさんは「生き残る確率は50%」と告げられた。

パンパンに腫れ、火傷したような脚(画像は『Metro 2022年9月17日付「Mum’s life ‘hung in the balance’ after spider bite at garden centre cafe」(Picture: Tracey Vincent)』のスクリーンショット)

入院は3週間にも及んだが、トレイシーさんは最初の1週間の記憶はあまりないそうで、「あまりの痛みに一時はモルヒネを処方してもらったの。もう少しでクモに命を奪われるところだったのよ」と恐怖の体験を語っている。ただ事故から4年が経った今でも、浮腫(むくみ)が引かず、なかなかトラウマを消し去ることができないようだ。

怖い毒グモ(画像は『Metro 2022年9月17日付「Mum’s life ‘hung in the balance’ after spider bite at garden centre cafe」(Picture: Tracey Vincent)』のスクリーンショット)

ちなみにオーストラリアに住む女性は2014年、有毒のセアカゴケグモに噛まれ、7年以上経った今でも患部が化膿し、がん化の可能性もあるという

画像は『Metro 2022年9月17日付「Mum’s life ‘hung in the balance’ after spider bite at garden centre cafe」(Picture: Tracey Vincent)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

クモに噛まれ感染症に(画像は『Metro 2022年9月17日付「Mum’s life ‘hung in the balance’ after spider bite at garden centre cafe」(Picture: Tracey Vincent)』のスクリーンショット)

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