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writer : ac

【海外発!Breaking News】まるでオレンジ色のゆで卵? 硬くなり除去した25年超の豊胸バッグに「背筋がゾっ!」(米)<動画あり> 

被膜にカルシウムの結晶が沈着する「石灰化」、患部が慢性的に炎症を起こし被膜が縮み、豊胸バッグを締め付けるように厚く硬くなる「被膜拘縮」のほか、「乳房インプラント疾患(BII)」を発症していたという。

BIIとは公式に認められた疾患ではないが、豊胸インプラント(豊胸バッグ)を挿入した患者に筋肉痛、慢性疲労、睡眠障害、発疹、認知機能障害などの症状がみられるもので、インプラントの除去により症状の軽減、または完全な回復が見込まれることが多い。

この動画は、投稿から約2か月で再生回数が3200万回を超える大反響で、次のようなコメントが寄せられた。

「まるで忘れ去られた卵のよう。」
「いや恐竜の卵でしょう。」
「オレンジ色のゆで卵だよ。」
「体が異物を拒否しているってことだよね。豊胸はしたくない。」
「こんな物を体に入れていたら、病気になるでしょう。」
「私は生理食塩水の豊胸バッグを21年前に入れた。でも全く問題ない。」
「10年を過ぎたら除去すべき。今は大丈夫でも、放っておいて取り返しがつかなくなるのでは?」
「私もBIIで豊胸バッグを除去し、それまでの体調不良がなくなった。もう二度と豊胸はしない。」
「背筋がゾっとするね。」

オレンジ色に変色した豊胸バッグを押し潰す医師(画像は『Clayton Moliver, MD 2022年7月21日付TikTok「25-year-old implantBreast Implant Illness(BII)and severe capsular contracture.」』のスクリーンショット)

なお医師として38年以上のキャリアを持つモリヴァー医師は、豊胸バッグを入れ替えるタイミングについて「『10年ルール』というのをよく聞くけど、そんなに頻繁に取り換える必要はない」と述べており、次のようなアドバイスをしている。

「もし豊胸バッグを挿入した胸が硬くなり始めたら、形成外科医に診てもらうことを勧めます。挿入したものが生理食塩水の豊胸バッグで、胸が柔らかいままであればそのままにしておいて大丈夫。ただシリコンの豊胸バッグの場合は施術から10年後に超音波検査をし、問題がなければその後は2~3年に一度検査をするとよいでしょう。」

みかんの皮をむくように膜をはがす医師(画像は『Clayton Moliver, MD 2022年7月21日付TikTok「25-year-old implantBreast Implant Illness(BII)and severe capsular contracture.」』のスクリーンショット)

ちなみに今年4月には、35年以上使用された豊胸バッグの衝撃的な映像が形成外科医によって公開され、「さつま揚げのようだ」と話題になった

@docmoliver 25-year-old implantBreast Implant Illness (BII) and severe capsular contracture.#implantremoval #breastimplantillness #plastucsurgery #breastimplants ♬ original sound – Clayton Moliver, MD

画像は『Clayton Moliver, MD 2022年8月23日付TikTok「Do you have to replace your Implants after 10 years?」、2022年7月21日付TikTok「25-year-old implantBreast Implant Illness(BII)and severe capsular contracture.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

白い粉はカルシウム(画像は『Clayton Moliver, MD 2022年7月21日付TikTok「25-year-old implantBreast Implant Illness(BII)and severe capsular contracture.」』のスクリーンショット)

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