熱いタオルも試してみたがダメだった。そこで風呂場で熱いお湯を出しっぱなしにしたまま目を浸してみると、なんとか目を開けることに成功。しかしその状態は長くは続かなかった。
「目ヤニのような粘液の塊がまつ毛の1本1本にこびりついていて、これが厄介でなかなか取れなかったのよ。そうやってネバネバを拭き取ると、今度は物がかすんで見えることに気付いたの」と振り返るヘイリーさん。頭痛や目の痛みもひどく「このままでは失明するのでは…」という危機感に襲われ、その日のうちに装着したサロンでマツエクを全て取ってもらった。
ヘイリーさんは「施術者がマツエクを取るたびに火傷したかのような痛みに襲われたわ。それはまるで百万匹のアリに噛まれているようだった…。その後、かかりつけ医には目薬と抗ヒスタミン剤を処方してもらったの」と明かす。
幸いなことにヘイリーさんの充血は少しずつ改善されたそうだが、腫れあがった目を完全に開けられるようになるまでに4日を要し、元の白目になるまでに5週間かかったという。
スムージーを販売する店で働くヘイリーさんは「目の充血が治まるまでは友達にも会わず、外出を控えていたの。家にじっとしていることなんてほとんどないのに、ジムにも行かず、恥ずかしいことに『自分の顔が怖いから』という理由で仕事は休みを取ったわ。私の顔はまるで恐ろしいゾンビのようで、小さい子が見たら怖がると思ってね」とマツエクの悪夢を語り、「あれは接着剤にアレルギー反応を起こした結果でしょうね」と続けた。
ヘイリーさんは「今後はマツエクも、つけまつ毛を付けることもない」と断言しており、「肌が繊細な人は、マツエクで私と同じようなアレルギー反応が起こる可能性があるということを知ってもらいたい」と注意喚起している。
画像は『New York Post 2022年8月24日付「I was left with ‘zombie’ eyes and blindness from botched eyelash extensions」(KennedyNews/LittleBearPhotograph)(Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)