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writer : ac

【海外発!Breaking News】死んだヘビを飲み込んだ若鳥、大きすぎて窒息寸前に(南ア)<動画あり>

このように続けた。

「あの時、車の中にいた誰もが、外に出て若鳥の喉からヘビを引っ張り出してあげたい気持ちに駆られていたと思います。でもクルーガーでは車外に出ることは禁止されていますし、若鳥を助けることはすでに極度のストレスに晒されている個体をさらに苦しめるだけということをみんなが分かっていたのです。私たちが助けようとしても、若鳥はその場から飛び立とうとするか、あれ以上に疲労してしまうだけですからね。私はとても苦しく、無力感でいっぱいでしたよ。」

ヘビを半分ほど飲み込んだ若鳥(画像は『Latest Sightings 2022年7月24日付「Dead Snake Chokes Bird」』のスクリーンショット)

動画では、若鳥がヘビを半分以上口に入れたまま、まるで窒息したかのように横になって動けないでいる姿も映し出されており、ベヴさんが「死んでしまうのでは」と不安になったのも納得がいく。

苦しそうにする若鳥(画像は『Latest Sightings 2022年7月24日付「Dead Snake Chokes Bird」』のスクリーンショット)

しかしその後、若鳥は急に立ち上がってヘビを口から吐き出すことに成功、周りからは「吐き出したぞ」と歓声があがっている。若鳥は大きすぎるヘビを飲み込んで学んだのだろう。その後はくちばしを使ってヘビの体を突いており、長い体を小さく切り刻んでいるようだった。

吐き出せずにいる若鳥(画像は『Latest Sightings 2022年7月24日付「Dead Snake Chokes Bird」』のスクリーンショット)

ベヴさんは今回改めて、「あんな光景を見ることができるのは一生に一度あるかないかだろうね。それもすぐ目の前の道路で起きたのだからすごいことだよ。自分はあの鳥を助けたい気持ちでいっぱいだったけど、あれが自然というもの。自然の成り行きに任せないとね」と感想を述べ、結果的に人間が間に入ることなく若鳥が生き抜いたことにホッとした様子だった。

横たわり動けなくなった若鳥(画像は『Latest Sightings 2022年7月24日付「Dead Snake Chokes Bird」』のスクリーンショット)

なお「SANBI(南アフリカ国立生物多様性研究所)」によると、ミナミジサイチョウは大型で成鳥の体重は3.5~4キロ、体長は90~110センチになり、草原やサバンナ、森に生息しているという。一日の大半を採餌に費やし長距離を歩くことは珍しくなく、無脊椎動物 、爬虫類、げっ歯動物、両生類を好んで食べるそうだ。小さな獲物はそのまま飲み込むが、大きなものはくちばしで摘まんだまま振り回して小さくしたり、硬いものはくちばしで何度も突いて柔らかくするという。

画像は『Latest Sightings 2022年7月24日付「Dead Snake Chokes Bird」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

最後は吐き出すことに成功(画像は『Latest Sightings 2022年7月24日付「Dead Snake Chokes Bird」』のスクリーンショット)

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