海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】スタート直後に靴が脱げてしまった7歳少女、履きに戻るも諦めずに走り1着でゴール(米)<動画あり>

ここからタラヤちゃんは予想外にスピードを上げていった。そしてカーブを越えたあたりでタラヤちゃんは他の選手に追いつき、最後の直線に入ると次々と他の選手を抜かし、最後は2位の選手と大きく差をつけて見事1着でゴールした。

実はタラヤちゃんの父親はボクサーで、現世界ウェルター級の王者であるテレンス・クロフォードさん(Terence Crawford)だった。タラヤちゃんが見せた諦めずに走り続けた粘り強さや、抜きん出た運動神経はテレンスさん譲りなのかもしれない。

今回の動画を撮影したテレンスさんは「昨日の娘の陸上大会での出来事が頭から離れないんです。娘はどれだけ私にモチベーションを与えてくれたのか分かっていません。これこそが諦めない心とやり抜く力。娘は逆境に見舞われても全てを出し切りました」とコメントした。

レースが仕切り直されることはなく、他の選手はそのまま走り出す(画像は『New York Post 2022年5月13日付「Little girl stuns by winning race ― after running back for lost shoe in epic video」(Jam Press Vid/@futurekodaks92/@t)』のスクリーンショット)

タラヤちゃんが所属するクラブのヘッドコーチであるシャンタ・ポールさん(Shunta Paul)によると、靴が脱げてしまった当時、タラヤちゃんはレースを中断するように大声で叫んでいたという。しかしレースの続行が分かると、タラヤちゃんはすぐに気持ちを切り替えて走り出したのだ。シャンタさんは1着でゴールしたタラヤちゃんを褒めたが、本人はスタートに失敗してしまったことを恥じていて、周囲を驚かせた事実に気付いていなかったという。またシャンタさんは「タラヤは負けず嫌いなんです」とその性格も明かした。

他の選手をどんどん追い抜いていったタラヤちゃん(画像は『New York Post 2022年5月13日付「Little girl stuns by winning race ― after running back for lost shoe in epic video」(Jam Press Vid/@futurekodaks92/@t)』のスクリーンショット)

今大会の主催団体のヘッドコーチであるマーキス・トーマスさん(Marquis Thomas)は「他のスポーツをしている学生の選手たちも、今回タラヤが見せた強さとガッツ、その強い意思にインスパイアされたことでしょう。懸命に努力し、目標を持ち続けて前に進むという意思を目にすることはとても素晴らしいことです。あの子の目標は1位になることであり、その目標を追い続けたのです」とタラヤちゃんのスポーツに対する姿勢を絶賛した。

画像は『New York Post 2022年5月13日付「Little girl stuns by winning race ― after running back for lost shoe in epic video」(Jam Press Vid/@futurekodaks92/@t)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

タラヤちゃんと父親のテレンスさん(画像は『New York Post 2022年5月13日付「Little girl stuns by winning race ― after running back for lost shoe in epic video」(Jam Press Vid/@futurekodaks92/@t)』のスクリーンショット)

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