海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】高速道路近くにオオカミの群れの目撃情報 調査すると意外な正体が判明し苦笑い(米)<動画あり>

スタッフらはその正体に思わず苦笑いだったという。それもそのはず、オオカミだと思われていたのは大型犬である5頭のセント・バーナードだったのだ。

同保安官事務所のトム・マックグロウさん(Tom McGraw)は「この犬たちをオオカミと間違えてしまう気持ちはよく分かる」と通報者の勘違いを擁護した。トムさんによるとこのセント・バーナードたちは同地域に住む女性に飼われており、合計10頭の犬が飼育されているという。しかしこの犬たちには脱走癖があり、たびたびフェンスの下の地面を掘っては脱走して地域住民たちを困らせていた。

何度も脱走していたので今年3月に同保安官事務所は飼い主に対して警告文を出したが、4月23日にも脱走していたことで200ドル(約26000円)の罰金が科されていた。今回の通報が入ってからトムさんが女性に連絡すると、女性は飼い犬が再び脱走してしまったことを認めたという。

その後、念のためCPWのスタッフらが飛行機で上空から目撃場所を調査してみたが、オオカミの痕跡やヘラジカが負傷したり死亡したという形跡もなかった。つい先日に罰金を払ったばかりだったため女性は罰金の支払いをせずに済んだが、また脱走が続くようであれば再び罰金を科されることになる。

今回の件の顛末を同保安官事務所がFacebookに公表すると、「オオカミが撃たれる前に犬と分かって良かった」「動物にも人間にもケガがなかったのは幸い」など安堵の声のほか、「どうやったらセント・バーナードとオオカミを間違えるんだ?」「セント・バーナードとオオカミの違いも分からないなんて…」など呆れるコメントも見られた。

画像は『9News 2022年4月29日付「Pack of suspected wolves in Park County was actually group of St. Bernard escape artists」』『UPI.com 2022年4月28日付「Suspected wolf pack in Colorado turns out to be escaped St. Bernards」(Photo by drangeline/Pixabay.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

まさかの正体に調査していたスタッフも苦笑い(画像は『UPI.com 2022年4月28日付「Suspected wolf pack in Colorado turns out to be escaped St. Bernards」(Photo by drangeline/Pixabay.com)』のスクリーンショット)

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