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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】チャイルドシートのベルトがきつすぎて亡くなった男児、母親を重罪で起訴(米)

鼻と口からの出血は窒息による圧力が原因と推測されている。

またカイ君の腹部には痣が残っており、チャイルドシートのバックルの位置と完全に一致していた。他にも肋骨が5本も骨折しており、司法解剖に関わったケント・ハーシュバーガー医師(Dr. Kent Harshbarger)は「心肺蘇生法に起因する骨折とは考えにくいが、その可能性を完全に排除することはできない」と述べた。

メーガンの供述によると、カイ君が生まれた時の体重は4ポンド14オンス(2211グラム)で、死亡する2日前の健康診断では8ポンド2オンス(3685グラム)だったという。そして健康診断で車で病院へ連れていく際、彼女は産後カイ君を初めて家に連れてきた時と同じチャイルドシートを使っていたが、そのベルトが少し大きくなったカイ君にはきつくなっていることに気づいていたそうだ。

またカイ君の父親であるクエンティン・ホスキンズさん(Quentin Hoskins)はアレン郡保安官事務所での事情聴取で、カイ君が亡くなる数日前に「チャイルドシートのベルトの調整についてメーガンと話し合っていた」と供述している。

結局、メーガンもクエンティンさんもカイ君が初めての子供だったこととチャイルドシートの説明書をすでに捨ててしまったこともあり、ベルトの調整方法を知らなかったそうだ。なおこのチャイルドシートは母親からのプレゼントで、母親の家に向かった日にチャイルドシートのベルト調整を母親に手伝ってもらうつもりだったそうだ。

そんなメーガンは、カイ君に深刻な身体的傷害をもたらし扶養義務を放置したことで重罪として起訴された。

メーガンはアレン郡の刑務所に勾留されたものの、1万ドル(約122万円)の保釈金を支払ったことで起訴された当日に釈放されており、3月29日には法廷審問に出廷している。

画像は『WANE 15 2022年3月28日付「Court docs: baby’s death blamed on car seat straps that were too tight」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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