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writer : maki

【エンタがビタミン♪】松本人志、ダウンタウンを“侮辱芸”と例えて葛藤を吐露 「第三者が怒る世の中になってきた」

「相手も笑うしお客さんも笑う。でも難しいところですね…」と思案したところ松本が「そうなんですよ。第三者が怒る世の中になってきた」と踏み込んだ。相手が笑ったとしてもSNS上で「松本に言われたら笑うしかなかったんやろう」などと難癖をつけられるそうで、「そんなこと言われたら、なんもできない」と訴えた。

同じように感じている芸人は他にもいる。兄弟コンビ・中川家は25日放送のラジオ番組『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で、他の芸人に「アホか!」などとツッコむ時は「言ってもいいかどうか一旦考えなければならなくなった」と苦悩を明かしており、「芸人はサーカスのテントの中のように特殊な世界にいるはずだが、一般常識を守ろうとして穏やかな世界になってきてる」と危機感を覚えていた。

松本人志は昨今の風潮に違和感を持っているため、バラエティ番組などでどこまで攻めるか悩むらしい。収録を終えてディレクターに「あそこカットしといて」と言おうか、言うまいか迷った末に「日和ってる芸人と思われたくないから」とあらがうそうだ。「あそこ使ってOKですか?」と確認されてゴーサインを出したところ、後で「やっぱり炎上したか」と世間の風当たりを感じることもあるという。それには東野幸治も「それ本当にありますよね」とうなずいていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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