エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】<土屋太鳳インタビュー>毎日5km走って体づくり 今年は日常の小さな幸せを大切に

土屋:永山さんはとてもおしゃれでスタイリッシュで「いい役者になりたい」という思いが強い方だなと思います。(演技では)すごく朴訥とした素朴なタケルさんのセリフを言う姿を見て「タケルさんになっているんだな」と感じました。お芝居もすごく素敵なので千波もそこに乗っかっていこうと思いました。

初共演の土屋太鳳と永山絢斗(C)テレビ東京

■音楽は“相棒” 悔しいときは『宙船』を
―このドラマはタイトル『優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ~』にもある通り音楽が大切な要素になっていますが、土屋さんにとって音楽はどんな存在ですか?
土屋: “相棒”って感じです。役づくりをするときも「(演じる役が)どういう音楽を聞いているかな」と考えて気持ちを作っています。実は(今回のドラマに出てくるエリック・クラプトンの楽曲)『ティアーズ・イン・ヘヴン』は舞台『プルートゥ PLUTO』(2018年)に出演したときに役作りで聴いていた曲でした。他にも悔しいときは中島みゆきさんの『宙船』を聴いて歌詞に「そうだよね」って。あとはクラシックの『のだめカンタービレ』の曲は元気を出したいときとかワクワクしたいときに聴きます。クラシックはセリフを覚えるときに使ったりもします。

毎日5km走っているという土屋太鳳(C)テレビ東京

■毎日欠かさず5km走って体づくり
―ところで土屋さんはスポーツやダンスがお得意ですが、日々体づくりなどされていますか?
土屋:はい、日々走っています。基本的には毎日5kmで、「今日は絞るぞ」という日は15km走っています。他には体幹を鍛えたり、お尻の上の筋肉を意識しながら動くことが多いです。

■アクションシーンは感情ありき
―さすがですね。これまでアクションシーンも演じてこられましたが、その運動神経を活かしてアクションに特化した女優になることは考えていますか?
土屋:考えていないです。これまでも結果としてアクション(シーン)になったという感じなので。今まで演じてきたのは、すごく感情のあるアクションだったんですよね。これからもアクションだけではなくてちゃんと感情のあるアクションができたらなと思っています。ただ昨年、首のヘルニアを2回やっていて、(首を回しながら)こうするとまだ痛くて首が回らなくなっているので、何が得意か不得意かしっかり見極めながらできる範囲で挑戦していけたらいいなと思います。

日常の小さな幸せを大切にしたいという土屋太鳳(C)テレビ東京

■日常の小さな幸せを大切に
―さて2022年もスタートしましたが、昨年はどのような年でしたか? また今年はどんな年にしたいですか?
土屋:昨年は大学を卒業するために踏ん張りました。また自分が出演してきた作品に関わってくれた人たちをつなげたいなと思った年でした。これまでたくさんの監督さんやプロデューサーさんと出会ったのに、何一つ次につなげて形にできていないので、しっかりつなげて計画性を持ってやりたいなと思いました。今年はそれを実行しつつ、日常で小さな幸せ、たとえばご飯を誰かと一緒に食べたり、お花の水切りをしているときが今は一番幸せを感じるのですが、それらをしっかり感じていけるように、大切にしていきたいです。

インタビューカット メイク:市岡愛 スタイリスト:津野真吾(impiger)
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

新春ドラマスペシャル『優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ~』より千波役の土屋太鳳(C)テレビ東京

千波(土屋太鳳)とタケル(永山絢斗)(C)テレビ東京

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