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writer : maki

【エンタがビタミン♪】錦鯉の躍進は「全員に地獄を作った」 ゲッターズ飯田が芸人の経験から持論

錦鯉が躍進したことで「全員に地獄を作った」と言うではないか。意外な解釈に前島花音アナウンサーが「地獄…そんな…」と戸惑っていた。

テレ東『新春!お笑い名人寄席』に出演した錦鯉(画像は『【テレビ東京】新春!お笑い名人寄席 2022年1月2日付Twitter「続いては #錦鯉」』のスクリーンショット)

ゲッターズ飯田は1996年、NSC名古屋校に4期生で入り1999年にお笑いコンビ・トノサマガエルアマガエルを結成して後に改名、2005年に解散した時のコンビ名が「ゲッターズ」だった。このたび「僕も30歳でお笑い芸人をやめてます」と振り返った飯田によると、その頃は芸人たちの間に「30歳までに何とかならなければやめよう」という空気があったそうだ。しかし、いとうあさこ(現在51歳)スギちゃん(現在48歳)の人気が出始めたことで「40歳ぐらいまで頑張ろう」と変わってきた。そこにきて錦鯉が『M-1』で優勝したため、飯田はさらに空気が変わることを懸念しているらしい。

錦鯉が昨年11月放送のラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)にゲスト出演した時のことだ。2020年に『M-1』ファイナリストとなりブレイクしたことについて「くすぶっている年齢がいった芸人に変に希望を与えたというか、まだいけるんだ…というのがいいのか悪いのか」、「逆に申し訳ないみたいな…」と吐露していた。当の本人がそう思うのだから、芸人たちも受け止め方は様々である。

『キングオブコント2014』で優勝したお笑いコンビ・シソンヌは、昨年12月24日にラジオ番組『シソンヌの“ばばあの罠”』(RKBラジオ)で「もし錦鯉が優勝しなかったとしても、また力をつけて『M-1』に出続けるだろう。だから優勝して卒業してよかった。皆ホッとしているのではないか」と芸人たちの心の声を代弁した。2020年『M-1』チャンプのマヂカルラブリーは、多忙だった1年に対して「辛い、眠い」とこぼしていただけに、23日深夜放送の『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)で錦鯉の優勝によって「問題が出てきた」と不安を明かしていた。「50歳の雅紀さん(長谷川)が頑張っているのだから、若手はもっといけるのではないか」という雰囲気になれば、今よりも仕事が過酷になる可能性があるという。

ゲッターズ飯田は、元日のオンエアで「40歳ぐらいまで頑張ってみよう」との思いをモチベーションにしてきた芸人たちが、錦鯉の活躍によって「50歳まで頑張ろう」とさらなる希望を見出し始めたら「これは辛いですよ。どうにもなんない可能性もありますから」と持論を展開した。前島アナもその説明には「なかなかシビアな世界ですからね」と応じており腑に落ちたようだ。

画像2、3枚目は『【テレビ東京】新春!お笑い名人寄席 2022年1月2日付Twitter「続いては #錦鯉」』『ゲッターズ飯田ラジオで占いまSHOW【毎週土曜日15時30分から】 2022年1月1日付Twitter「【モヤモヤ解決! #ゲッターズ飯田 ラジオで占いまSHOW】」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

ゲッターズ飯田と前島花音アナ(画像は『ゲッターズ飯田ラジオで占いまSHOW【毎週土曜日15時30分から】 2022年1月1日付Twitter「【モヤモヤ解決! #ゲッターズ飯田 ラジオで占いまSHOW】」』のスクリーンショット)

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