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writer : hanako

【海外発!Breaking News】四つ子を自然妊娠した女性、流産するも「まだ赤ちゃんがいる!」 双子を出産(英)

子宮外妊娠の疑いがあったため緊急手術を受けることになった。しかし実際には卵管の一部が詰まっていただけで、赤ちゃんは無事だったそうだ。

そして後日行った検査で赤ちゃんが四つ子(一卵性双生児が2組)であることが判明し、思いがけないその事実に夫妻は大喜びしたという。

しかし喜びも束の間、妊娠9週目で大量出血を起こしたエマさんはその数日後、立ち上がった拍子に体から何かが出ていくのを感じたそうだ。

エコー検査の結果、医師からは「妊娠の兆候が見られない」と告げられ、悲しみに暮れるエマさんだったが、その数週間後にさらに驚くべき事実が判明した。

「4歳の時に亡くなった祖父のデイビッド(David)が夢に出てきて、まだ妊娠していると言ったのです。今までそんな夢は見たことがなかったので驚いて、ドップラー(赤ちゃんの心音を聞く機械)をお腹に当ててみたんです。そして耳をすませるとヒューヒューと音がして。ジョーはそんなはずがないと言ったけど、私は病院に向かいました。スタッフは泣きながら『まだ赤ちゃんがいるの!』と訴える私を見て、気が狂ったんだと思ったでしょうね。」

そして再びエコー検査を受けると、エマさんの子宮にはまだ2人の赤ちゃんがおり、妊娠12週に入っていることが確認された。

医師によると、彼女の子宮内では2度の「バニシングツイン」が起きたという。バニシングツインとは、妊娠初期に双子の片方が亡くなっても体外に排出されず母親の子宮に吸収され消えたように見える現象のことだ。エマさんの場合、2組の一卵性双生児それぞれにバニシングツインが起こった結果、二卵性双生児として2人が残ったという。

そして昨年10月2日、エマさんは妊娠37週を迎えオーロラ・アザレアちゃん(Aurora Azalea)とオフェリア・リリーちゃん(Ophelia Lili)を出産した。

これまで多くの試練を乗り越えてきたエマさんは今回の妊娠と出産を“素晴らしい奇跡”とし、このように述べている。

「私は双子のママであることが大好きです。誰にでもできることではありませんが、毎日を大切にしています。娘たちが3か月になった今も毎日が奇跡のように感じています。私は今、流産を経験したことのある女性に自分は1人ではないと知ってもらうことを使命としています。それは決して恥ずかしいことではないし、苦しんでいる人もたくさんいます。そして妊娠するたびに恐怖を感じることでしょう。そんな女性にとって私のストーリーが少しでも希望になればいいと思っています。」

画像は『WalesOnline 2022年1月25日付「Mum experiences ‘vanishing twin syndrome’ – but they reappear and she delivers two healthy babies」(Image: PA Real Life)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

念願だった双子の赤ちゃんを抱くエマさんとジョーさん(画像は『Wales Online 2022年1月25日付「Mum experiences ‘vanishing twin syndrome’ - but they reappear and she delivers two healthy babies」(Image: PA Real Life)』のスクリーンショット)

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